20155/8
【ブログ-銀座】日本一手間をかけたランドセルを作っています
5月8日の「ANGFA presentsドクトル・コバの銀座の奥義」。今回の小粋なお客様は、富山県で創業120周年の老舗・黒川鞄店五代目の黒川由朗さん。大人もうらやむ素材でランドセルを作っています。120年続く鞄屋さんの奥義は??
5月8日の「ANGFA presentsドクトル・コバの銀座奥義」。目前ということで、母の日にまつわるお話しをしていると……「お母さんは巨乳です」と千晶さんの迷言いやいや失言が!!ことの真相はともかく、まだ夜も更けていない銀座三丁目でそんな話題は出ませんよ!!相変わらずのチばなしの破壊力にドクトルもタジタジです。
小粋なお客様:黒川由朗さん(黒川鞄五代目)
地元富山で創業120年の鞄作りの老舗・黒川鞄店から五代目の黒川由朗さんにお越しいただきました。なぜ富山の老舗が?実は2月に銀座にランドセル専門のお店をオープンされたのです。ちなみに、来年入学予定の方の予約も入っていて9月までには終了してしまうかも……という人気の黒川鞄のランドセル。
普通で、なめしに3ヶ月、コードバンなら10か月かかるので、急な増産ができないのでどうしても早めに予約が埋まってしまうようです。おじいさん・おばあさんがギフトとして贈り、両親が選んで、子どもがユーザーという三世代が絡むものなので、「ランドセルは特殊」だという黒川さん。地方に行けば、奥様の実家からのプレゼントというケースが多いのだそうです。
ほとんどカタチも変わらずにいる所もランドセルの特徴ですが、色、金具と共に革も進化しているそうです。昔は大人の鞄と一緒でメンテナンスをしないと割れてきたりしていましたが、今は6年間手入れなしでも使用できて撥水性のあるものもあるということです。革好きの方に言わせれば「手入れのしがいがない」ものかもしれませんが、お子さんにはぴったりな革ではないでしょうか。先ほどはコードバンのランドセルがあると書きましたが、ブライドルレザーを使ったものも!革好きのお父さんが「子どもにはもったいない」と言いうようなアイテムですが、結構売れているのだとか。
五代目という黒川さん。いつから家業を継ぐことを考えたのかという質問には、「どこも一緒だと思いますけど、子どもの頃から“無言のプレッシャー”が……」と半分照れながら答えていましたが、「革新の連続が伝統」と守るだけではない姿勢が次につながっていくとう自らの考えと「1000年を目指しています!」という目標も話してくださいました。
日本一手間をかけてランドセルを作っていると自負している黒川鞄店。品質の高さから「6年間だけでもったいない」と言われるので、ペンケースなどにリメイクもしてくれます。こちらはランドセルづくりの隙間に制作をするので、少々時間がかかるそうですが、ペンケースなら中学にも持ちあがれるという思いから生まれたリメイクのサービスなのだそうです。
そんな手間と想いを込めて鞄を作っている黒川さんからお土産を頂きました!大きいものを作った残りの部分を再利用して作ったキーホルダーということなのですが、可愛らしいデザインながらも革本来の味わいを堪能できるアイテムに、ドクトルも千晶さんも大喜び!ありがとうございました!!
「高いものでも長く使えるから結果は安くなる!」
日割りのコバことドクトルの名言で締まった5月8日の銀座の奥義でした。
黒川鞄HP:http://www.kurokawa-kaban.com/
「ANGFA presentsドクトル・コバの銀座奥義」 毎週金曜日17:30~19:00 On Air
試聴はこちらから⇒http://www.soraxniwa.com/radio/player/ginza
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