【ブログ-銀座】セレクトセールで買うと、こうなります。

９月23日の「銀座競馬倶楽部　村上卓史の馬イイ話」。今回は会社経営者で馬主の会田裕一さんをお迎えしました。セレクトセールで落札すると、あんな事に！！！

9月23 日の「銀座競馬倶楽部　村上卓史の馬イイ話」。今回はゲストに会社経営者兼馬主の会田裕一さんをお迎えしました。大和屋暁さん、薗部博之さんに続いて、お酒を伴っての登場。馬主さんは、緊張するとお酒が飲みたくなるのでしょうか？

本業は、8mmやビデオをDVDに変換する。東京・大阪・名古屋・仙台で展開。結婚式の演出ビデオの制作も、同じく全国4か所で展開。大阪や名古屋に行くついでに、ノーザンファームしがらきに寄ることもあるのだとか。来月には、運営されているダビングスタジオの東京池袋本店がNHKのドキュメント72時間で来月取り上げられるのだそうです。

会田さんが経営されているのはこちら⇒http://dubbing.www.gr.jp/

33歳になった去年、地方の馬主資格を取得された会田さん。薗部さんのダービースタリオンで競馬に目覚め、騎手になりたかった時期もあったのだそうです。でも騎手を諦めて、競馬から離れていた頃に、会社で採用したアルバイトの中にいた競馬好きな人と意気投合し、2007年ウオッカが勝った日本ダービーを観に行くことから、競馬熱が再燃したのだとか。

何をするにも関係者側になりたいというのがあるということで、馬主を目指した会田さん。なんと、最初から1頭持ち！！しかも、セレクトセールでお買い上げと、みんなが憧れることをサラっと実現されています。

社台のオーナーズに入っているとセレクトツアーの案内が送られてくるということなのですが、これには馬主資格を取ったばかりの人のために、買い方を教えてくれたり若手の調教師が同行してくれているのだとか。そのツアーで、600万円ほどで最初の一頭をお買い上げ！上場番号が後の方だったので、手を上げたらすぐに落札できたのだそうです。

馬を選ぶ時には、「どんな未来を想像できるかを重視する」という会田さん。このセールで購入したフラワーパワーと名付けられたダマスクローズの13については、地方の馬主なら大井でやりたいと思っていた会田さんには、お兄さんとお姉さんが大井にいる大井の血統だなと感じて手を挙げたということでした。ちなみに、その勢いで今年もお買い上げ！！レディセラヴィの15（トップの写真の仔馬です）。

一般的には、1歳馬を買うと、知り合いの牧場に連れて行って馴致して、入厩のタイミングを待つことが多いと実体験をもとに話す村上さんですが、会田さんによるとセレクトセールで購入した社台系牧場の馬は、そうではないようです。1歳の9月ごろから馴致が始まり、日高の牧場などなら毎月30万円ほどかかる費用が、1歳の12月までは10万円で済むのだそうです。

また、当歳馬は1歳の4月が引き渡しで、1歳馬なら、10日以内に全額振込む必要があるそうですが、当歳なら10日以内に半額、その後引き渡しの1歳4月までに全額振り込めば良いのだとか。ちなみに、それまでは維持費が一切かからないのだそうです。

他にもシンガポールやオーストラリアで馬主資格を取得している会田さんは、無類の競馬場好き！？去年は凱旋門賞に行ったついでに、フランスの競馬場7つを巡ったのだとか……。パリから1時間以内の所に、何か所か競馬場があるのだそうで、更に開催時間も違うので、同じ日に掛け持ちもできるようです。ちなみに、オーストラリアのビッグレース「メルボルンカップ」はその日が休みだったり、カップウィークと言って、G1が集中していたり、国を挙げてお祭りモードになっているそうで、そういったお祭りの雰囲気を味わうのがお好きなようです。

ちなみに、シンガポール航空インターナショナルカップには、毎年行っているそうで、その事を知っているからか、調教師さんが会田さんの愛馬を同じ日のレースに使っているのだとか。そのお陰で、毎年、馬主席から観戦しているという、うらやましい話もありました。

ファンでは行けない場所や、会えない人に会えるのが馬主

会田さん、村上さんが愛馬を可愛がる理由が見えた放送でした。