【ブログ-銀座】地方の未活用不動産の活用方法とは？

10月23日「宮川智志のTasting RADIO」。ゲストに先日、東日本橋にオープンしたIRORI Hostel and Kitchenから＜企画広報＞の金子愛さん、＜スタッフ＞の堤進太郎さんをお招きして、日本の地方の魅力を紹介しました。

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10月23日「宮川智志のTasting RADIO」。

この番組は、石川県出身の宮川智志のフィルターを通して、石川の良いモノとヒトを銀座に集結させていく番組です。ラジオに留まらず、ソラトニワGINZAのスペースを利用して、リアルな展示やイベントなども開催していく、様々なモノ、コトが動き出すイベント型ラジオ。今回も（アカウントプランナー）谷田脩一郎　さんと進行していきます！

＜Tasting RADIO ホームページ＞

http://www.tasting-radio.com/

＜Tasting RADIO Facebook＞

https://www.facebook.com/tastingradio

★ゲスト　：　金子愛さん＆堤進太郎さん（IRORI HOSTEL and KITCHEN）

【プロフィール】

＜企画広報＞　金子愛

1986年生まれ。茨城県大洗町出身。法政大学人間環境学部卒業後、都内の人材系企業を経て、2011年千葉県富津市金谷での町おこしプロジェクト、NPO KANAYAに参画。金谷に移住し、町の中心部で廃墟になったホテルをリノベーションし、KANAYA BASEとして再生させる。

共同代表として、施設運営、イベント企画実行、広報などを務め、町おこしの事例として注目される。金谷での経験をもとに、よりビジネスの視点で地域を盛り上げること、コミュニティをつくることに使命を感じ、2015年1月に株式会社R.projectに参画。 IRORI Nihonbashi Hostel and Kitchen立ち上げ、各施設でのイベント企画など広報だけでなく幅広い役割を担う。

＜IRORI HOSTEL and KITCHENスタッフ＞　堤進太郎

1987年生まれ。神奈川県横浜市育ち。中央大学経済学部卒業後、メーカー勤務を経て、2013年より放浪生活を開始。インドやチベットなどの海外の旅ののち、国内の興味を持った土地や人を訪ねてWWOOF的に旅をし、リノベーションや藍染、狩猟など様々なことを経験。旅の合間に鎌倉ゲストハウスでの住み込み勤務や、箱根のゲストハウス、Hakone Tentの立ち上げに関わる。旅での経験から、人と人、都会と地方を繋ぐことに魅力を感じるようになり、2015年9月に株式会社R.projectに入社。IRORI Hostel and Kitchenにて日々ゆるく奮闘中。

＜IRORI Hostel and Kitchen＞

http://irorihostel.com/

＜R.project＞

http://rprojectjapan.com/

10月1日にオープンした、外国人をターゲットにした宿泊施設「IRORI Hostel and Kitchen」。オープンしてまだ3週間、すでにたくさんの観光客に利用されているといいます。金子さんは企画広報担当、堤さんはIRORIで働くスタッフです。堤さん他、スタッフが行う主な仕事内容は、宿業務全般、チェックインやチェックアウト等。コミュニケーションの場としてもご利用いただけるので、スタッフも混ざってお客さんとお喋りしたり、お酒を飲み交わしたりなど、アットホームな空間です。宿泊施設は一般的にゲストハウスと呼ばれるもので、ドミトリー（相部屋）もあり、1泊3000円程。ドミトリーはお客さん同士が交流できる喋れる空間作りを心がけているそうです。そう言った空間にこそコミュニケーションは生まれ、ご利用されるお客さんの中には喋ることが目的で来られる方も多いとのこと。

IRORIの中で使われてるものは地方のものが多いのも特徴の1つ。例えば、テーブルの天板は千葉の大理石を使っていたり、ベッドは四万十のものを使っています。金子さんが千葉のとなり茨城県出身と言うこともあり、千葉の干物を食べながら、お酒を飲み、それらが会話のきっかけになることも少なくないそうです。地方のものを使うことで普通にシングルやツインに泊まるよりも印象を強く残せるし、思い出にも残りやすいそう。

千葉には海と山があり、日本一大きい石仏があるにも関わらず、外国人が直接訪れることは少ない。そこで金子さんが考えたのが都内にIRORIを作ること。都内にIRORIを作れば千葉に来にくい外国人でも千葉に触れるきっかけになると考えました。触れることで今度は直接千葉に来たいって思ってもらえるかもしれない。そんな想いから作られた最初の拠点がIRORIなんだそうです。コンセプトは「地方と繋ぐ、旅人を繋ぐ」。

IRORIは馬喰町にあり、成田空港・羽田空港も近く、アクセスが良いのも特徴。問屋街のため、夜は静かなので安眠には最適の環境です。

堤さんは、なんと3年振りの定職だとか。これまで色んな国に行かれたそうで、インドやチベット、日本国内も旅して回ったそう。地方では、人に会い、滞在させてもらったり、地方の仕事をやらせてもらったりとアクティブに活動されていた堤さん。日本も海外と同じように1つ1つの地方が違っていて、気付くことも多かったそうです。お客さんと喋っていると、また旅がしたくなるといいます。

そんな「IRORI Hostel and Kitchen」を運営するR.projectは、地方で未活用の不動産を使い、スポーツ施設や合宿の施設も運営しています。地方にはまだまだ活用されていない立派な施設がたくさん眠っているそうなんです。そういう不動産を活かして地域の活性化へ繋げています。