20159/4
【ブログ-銀座】自由にする事で本質をつかむ水墨画家・土屋秋恆さん!
「銀座四次元ポケットpresents 山崎晴太郎のトークサロン」。第八回目のゲストは・・・水墨画家・現代美術家/ 南北墨画会師範・墨閃会代表の土屋秋恆さん。水墨画に魅了されたきっかけや、その魅力を伺いました。★番組のあとはBARクラシカ表参道でリアルトーク・サロンも開催。
9月4日「銀座四次元ポケットpresents 山崎晴太郎のトークサロン」第八回目の放送。
この番組は、毎回アカデミックなゲストの方をお迎えして対談を展開する21世紀のサロン型トーク番組です。番組の放送終了後には、ゲストと共に場所を移動。『山﨑晴太郎×ゲストのリアルトークサロン』の場を設けます!
★ゲスト:水墨画家・現代美術家/ 南北墨画会師範・墨閃会代表 土屋秋恆さん
<プロフィール>
18 歳より水墨画をはじめ、2 年という異例の早さで南北墨画会師範となる。
その後クラブイベントでのライブパフォーマンスやハイブランドとのコラボレーションなど従来の水墨画の枠を超えた幅広いジャンルへと活動を展開。30 歳で古典技法とポップアートが融合した新しい水墨画のスタイルを確立。今日その作品は現代アートとしても取引され年齢国籍を問わず幅広い層に受け入れられている。スタイリスト三田真一、ファッションデザイナースズキタカユキからなるアートユニットTENKI では定期的に和紙ドレスのインスタレーションを行っており、クリエイティブ業界から高い関心を集めている。
近年、着物や屏風など他ジャンルの日本伝統文化継承にも積極的に参画し、2013年には水墨画業界全体の活性化を願い自身が主宰する現代水墨画壇 墨閃会を発足、生徒の指導、若手作家の育成に従事している。
<ホームページ>
祖父が下呂温泉で旅館をしており水墨画や浮世絵をコレクションしていたそうで、子供の頃から作品を目にし、その当時からカッコイイと思っていたという土屋さん。高校の頃は革ジャンを着てバイクで習いに行くような生徒だったそうですが腕前は買われ、なんと2年で師範になったのです。「高校生で時間があったからです。」・・・と謙遜しながら語ります。筆で撫でつける墨汁の流れや浮世絵の色彩に魅了されこの世界に入ったそうで、オーストラリアに留学していた頃、欧米の文化に馴染めず、人に教える事の出来る日本の文化を勉強したかったといいます。
福山雅治さん出演のTVCMアサヒスーパードライ プレミアム「黄金富士篇」の水墨画は、土屋さんが描いたもので、「ドライプレミアム」の上質で品格のある世界観をイメージしています。竹を描くとき、竹の一枝一枝をバラバラに書いたそうで、臨場感に溢れています。
<アサヒスーパードライ ドライプレミアム CM 「黄金富士」篇 30秒>
また「桜の渡月橋篇」も担当。紫色の水墨画を基調とし、満開の桜が咲く京都渡月橋を舞台に春の訪れを告げる華やかな世界観が描かれています。
<アサヒスーパードライ ドライプレミアム CM 「桜の渡月橋」篇 15秒>
最近は、抽象水墨画展「名言×墨」を開催。様々な名言を抽象画で描いたそうです。名言を自分なりに関連づけて見てもらいたいとか。
醤油ごはんを食べて、画材を買う事も出来なかった時もあるという土屋さん。ブレイクのきっかけはクラブでパフォーマンスを続けているうちにスタイリストの三田真一氏に出会いメディア方面に使ってもらうようになったのだそうです。
最近は水墨画のイメージも古臭くなくなって、若い層にも受け入れられてきたといいます。未来の水墨画に何を期待したいかを聞くと、「体質を変えたい!」と語ります。まだまだ金銭的な部分などで若い層が入ってこれず、ブレーキをかける事で本質に辿り着けない人が多いとか。
「もっと、自由にする事で本質が保たれる」
簡単なので、気軽に入ってきてほしい・・・と語っていただきました。
今回の放送の詳しくは後日番組ホームページでもチェックする事が出来ます。
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【山崎晴太郎の銀座トークサロン】
★土屋秋恆 × 山﨑晴太郎のリアルトークサロン ★
放送終了後、場所を表参道のBARクラシカ表参道に移動。「リアルトークサロン」を行いました!
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『銀座四次元ポケットpresents 山崎晴太郎のトークサロン』隔週金曜日 19:00~20:00 On Air
ご試聴はこちらから⇒http://www.soraxniwa.com/radio/player/ginza
ソラトニワステーション情報
- 番組名:宮川智志のTASTING RADIO
- 放送時間:毎週水曜日
- パーソナリティ:宮川智志
- 番組紹介文:銀座四次元ポケットがリニューアル!山崎清太郎、宮川智志がそれぞれ企画する二つの番組を隔週にて放送いたします。
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