【ブログ-銀座】能登杜氏たちの酒造りを追った映画！

8月28日「宮川智志のTasting RADIO」。ゲストにドキュメンタリー映画監督の石井かほり　さんをお迎えして映画『一献の系譜』を紹介しながら、能登杜氏たちの酒造りへのこだわりや、能登の魅力をお伺いしました。

8月28日「宮川智志のTasting RADIO」。

この番組は、石川県出身の宮川智志のフィルターを通して、石川の良いモノとヒトを銀座に集結させていく番組です。ラジオに留まらず、ソラトニワGINZAのスペースを利用して、リアルな展示やイベントなども開催していく、様々なモノ、コトが動き出すイベント型ラジオ。今回も（アカウントプランナー）谷田脩一郎　さんと進行していきます！

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★ゲスト：ドキュメンタリー映画監督　石井かほり　さん

◆プロフィール◆

監督・プロデューサー : 石井かほり聖心女子大学文学部哲学科卒。文部科学省、文化庁にて非常勤公務員として勤めながら、映画制作の専門学校に通い、在学中の作品、短編映画『おばあちゃまごめんね』が大阪阿倍野ヒューマンドキュメンタリー映画祭にて入賞。後、日本で二人しかいない日本最古の型染めの技法・木版染めの職人の仕事と生きざまを記録した映画『めぐる』の製作を機に役所を退省。1年半を経て、映画『めぐる』を完成。全国にて上映を実現した後、アメリカ、フィリピン、中国、カナダ、タイなど世界で上映。羽田澄子監督に師事。その後、ドラマやネット、モバイルフォンドラマの演出を手掛ける。２０１１年に石川県珠洲市に伝わる揚げ浜式製塩法で塩づくりに励む人々の姿を追った長編ドキュメンタリー映画『ひとにぎりの塩』（セブ国際ドキュメンタリー映画祭2013最優秀撮影賞受賞）を完成させ、ドキュメンタリー映画では異例のシネマコンプレックスでの劇場上映を果たす。「映画制作を通じ、地域の魅力を発信する」を目標に、塩田体験ツアーを実施。観客を能登に誘導するなど精力的に活動したことがきっかけとなり、再び能登の文化を映画づくりで照らすことを目的に、２０１２年『一献の系譜』製作が開始。２０１５年本作が完成。

＜映画監督　石井かほり　公式サイト＞

http://www.gulicreates.com/kaoriishii/

このたびドキュメンタリー映画『一献の系譜』の東京上映が、新宿武蔵野館で9月26日から公開！

＜映画『一献の系譜』予告編＞

映画『一献の系譜』とは・・・

日本が世界に誇る “日本酒”の造り手である杜氏たちの生き様を見つめるドキュメンタリー。石川県能登の技能集団“能登杜氏”を追い、能登という風土が醸し出す酒造りの世界に迫ります。全国の杜氏集団の中でも、現在の吟醸酒の礎を築いた有名杜氏たち四人衆「能登杜氏四天王」。四人全員を師とする現役トップの杜氏。そして、その下に続く、若手杜氏たち。その中で、能登杜氏始まって以来初の女性杜氏のデビュー姿や、大きすぎる先輩の背中に追いつけないジレンマの中にある若者の姿を追ってます。

同じく石井さんが監督を務めた能登を舞台とする映画「ひとにぎりの塩」の上映後、能登の酒蔵の方から「今度は杜氏を追ったドキュメンタリー映画を制作してほしい」という依頼を受け始めたというこの映画。もともと日本酒が大好きだという石井さんは心躍るも、大寒の時期に不眠不休の過酷な労働を目の当たりにして、酒づくりの真髄に触れていきます。

撮影は丸2年。滞在中は常にアンテナを張り続け、米づくりなど、様々な視点でスポットを当てていきました。作品としては今作で4作目。うち3作は着物・塩・酒・・・と日本の伝統ものをあつかってきましたが、自分が日本の事を知っているようで知らなかった事に気づかされる・・・と語ります。なんでも井上さんは、自分が外国人だと思って撮影に取り組んだのだとか。無知でいる事で色々な事を教えてもらったそうです。