【ブログ-銀座】演劇を観に行ってください！

「銀座四次元ポケットpresents 山崎晴太郎のトークサロン」。今回のゲストは・・・劇作家/演出家/俳優の土田英生さん。最新作から、舞台への思いまで、演劇に関する事を存分にお伺いしました。★番組のあとはBARクラシカ表参道でリアルトーク・サロンも開催。

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10月2日「銀座四次元ポケットpresents 山崎晴太郎のトークサロン」。

この番組は、毎回アカデミックなゲストの方をお迎えして対談を展開する21世紀のサロン型トーク番組です。番組の放送終了後には、ゲストと共に場所を移動。『山﨑晴太郎×ゲストのリアルトークサロン』の場を設けます！

ゲスト：　＜劇作家/演出家/俳優＞　土田英生さん

＜プロフィール＞

1967年、愛知県生まれ。1985年立命館大学入学と同時に演劇を始める。1989年に「B級プラクティス」(現MONO)結成。1990年以降全作品の作・演出を担当する。

張りつめた状況の中に身を置く普通の人々の佇まいや認識のズレから生じる会話の可笑しさや哀しさを軽快なテンポで見せることで評価を得ている。

1999年『その鉄塔に男たちはいるという』で第6回OMS戯曲賞大賞を受賞。2001年文学座に書きおろした『崩れた石垣、のぼる鮭たち』で第56回芸術祭賞優秀賞を受賞。2003年文化庁の新進芸術家留学制度で一年間ロンドンに留学。劇作と並行してテレビドラマ・映画脚本の執筆も多数。

http://www.c-mono.com/stage.html

先日、土田さんの舞台『算段兄弟』＠三鷹市文化芸術センターを観た晴太郎さん。

http://cucumber-m.com/sandankyodai/

父が結婚、離婚を繰り返したため、皆、母親が違うという兄弟。その父が亡くなる前に、ほとんどが初対面で会う。可愛く、切なく、ちょっぴりコワい・・・「家族ごっこ」の物語です。今回は「土田英生セレクション」としての上演。

土田英生セレクションとは・・・土田さんが、過去に発表した自作をリライト（再創作）し、自身が望んだ俳優・スタッフと舞台を創作する企画で、これまでに、『―初恋』（2010年）、『燕のいる駅』（2012年）を上演し、今回が3回目の公演となるのです。『算段兄弟』は「近松ゴシップ」というタイトルで1999年に初演された血縁などに縛られる人々を描いている作品を大幅にリメイク。素晴らしいキャストと共に、現在に通用する作品として生まれ変わっています。「血のつながりって何だろう？」という気持ちを本にしたそうです。

土田さんは1985年立命館大学入学と同時に演劇を始めたとか。最初は、お笑いをやりたかったそうで、落語研究会にいたことも。つかこうへいさんに影響を受けて、自信が無い時は今でも、つかさんのエッセイを読むそうです。元々、役者でしたが、脚本の需要が多く、いつの間にか作家が本業になりました。

舞台とTVなどの映像も手掛ける土田さんですが、演出の方法論の違いはあるのでしょうか。ミクロを先に書くか、全体を先に書くか、方向が違うといいます。舞台はシンプルな分、難しいそう。晴太郎さんも若い頃演劇をやっていて、演出家になりたいと思ったことがあったそうで、興味津々です。

これからの演劇会のために育成講座も行っている土田さん。最近、客席の高齢化が目立ち若い人にもっと観てもらい、もっと参加してもらいたいとか。生徒さんで、メールでないと話せない人もいたそうですが、今も昔も人の本質は変わらないそうです。また、演劇の値段を下げ、より多くの方に観に来ていただけるよう努力しています。

そんな土田さんの俳優育成講座で一緒だった３人が等身大の自分たちを表現するために企画。自分たちの本音を題材として提出し、それをフィクションとして土田さんが脚本化した作品が、ついに上映されます。

★歪［いびつ］公演「ソラミミホンネレソラシド」★

2015/10/16(金) ～ 2015/10/17(土)

会場：ステージカフェ下北沢亭

出演：阿久澤菜々、石丸奈菜美、高橋明日香

脚本：土田英生

演出：土田英生

料金：2,000円（ワンドリンク付）

その他詳しくは↓

http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=68408

今回の放送の詳しくは後日番組ホームページでもチェックする事が出来ます。

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