201512/4
【ブログ-銀座】故郷石川県を舞台にした石川弁のお芝居。
12月4日「宮川智志のTasting RADIO」。ゲストに劇作家の南出謙吾さんをお迎え。劇作家としての活動に触れながら、地元石川県加賀市の魅力を紹介しました。
12月4日「宮川智志のTasting RADIO」。
この番組は、石川県出身の宮川智志のフィルターを通して、石川の良いモノとヒトを銀座に集結させていく番組です。ラジオに留まらず、ソラトニワGINZAのスペースを利用して、リアルな展示やイベントなども開催していく、様々なモノ、コトが動き出すイベント型ラジオ。
<Tasting RADIO ホームページ>
<Tasting RADIO Facebook>
https://www.facebook.com/tastingradio
★ゲスト: 劇作家 南出謙吾
【プロフィール】
1974年加賀市山代温泉生まれ。
1994年石川工業高等専門学校を卒業後、学習塾の自営業を経て1999年より大阪に移住。劇作家のほか俳優や演出家としても活動していたが、2013年より東京に活動拠点を移す。OMS戯曲賞、AAF戯曲賞、名古屋市文化芸術振興賞など、多くの戯曲賞の最終選考ノミネートされる他、俳優としては大阪春の演劇祭で最優秀主演男優賞を受賞。2015年12月現在、平成27年度北海道戯曲賞、第21回 劇作家協会新人戯曲賞最終選考にノミネートされている。「平温」の中に、不合理な人間存在そのものを見出そうとする作風。焦点をずらしたやりとりから、かえって浮かび上がる人間の本質。惨めが滑稽に、滑稽が悲哀に。そんな【温】と【冷】が混ざり合った独特の世界を描く。代表作に、「みそ味の夜空と」「ちゃんとした夕暮れ」「終わってないし」など。一方、某大手ケーブルテレビ局に勤めるサラリーマンでもある。座右の銘は「飯は食わねばならぬが、飯に食われるな。」
<日本劇作家協会>
<個人ブログ>
劇作家とは、劇の台本を書く人。南出さんは、自身の劇団を持っているので9割くらいは好きな内容で書けるといいます。だいたい1時間半の劇で原稿用紙1000枚程になるのだとか。今まで20作品程の本を手掛けています。南出さんの作風は現代劇で、普段の何気ない生活の一部を引き出すのが得意。例えば、こんな日常の一部・・・
「30歳で独身の彼は、仕事を終えて家に帰ってきた。季節は4月。普段開けない窓を久しぶりに開けてみると心地いい風が部屋へ入ってくる。外を覗くと若い男女が・・・。」
想像できましたか?
そんな南出さんは、11月に新しく東京で劇団を発足させました。その初公演「らまのだ」が先日行われたばかりです。
<らまのだFacebookサイト>
https://www.facebook.com/lamanoda/
東京に出て初の新作書下ろしの長編戯曲。舞台は南出さんの故郷でもある石川県。石川弁でのお芝居です。只今、劇作家協会新人戯曲賞最終候補に選出されています。公演前、皆で石川へ出向き、地元の方と触れ合ってから劇にのぞんだとか。今後、リーディング公演も予定しており、いずれ石川県でも上演したいといいます。
南出さんの地元は石川県の加賀市。今年、北陸新幹線が開業しましたが加賀は大阪からのお客様が多いらしく普段とあまり変わらないのだそうです。しかし、ちょっとしたススキの揺れる感じとか、程よい田舎加減がいいのだとか。そんな加賀のように、とことん謙虚な南出さんでした。
■次回の「宮川智志のTASTING RADIO」は12月18日(金)の放送となります。
===========================
『宮川智志のTASTING RADIO』隔週金曜日 19:30~20:30 On Air
ご試聴はこちらから⇒http://www.soraxniwa.com/radio/player/ginza
ソラトニワステーション情報
- 番組名:宮川智志のTASTING RADIO
- 放送時間:毎週水曜日
- パーソナリティ:宮川智志
- 番組紹介文:銀座四次元ポケットがリニューアル!山崎清太郎、宮川智志がそれぞれ企画する二つの番組を隔週にて放送いたします。
この記事が気に入ったらいいね!しよう