20154/20
【ブログ-銀座】更年期になる前に・・・。
「戸田さと美のPmamaVoice」。ゲストにメノポーズ・メンタルコンサルタント/アンチエイジング・スペシャリストで、㈱JPRESSE(ジェイ・プレッセ)代表取締役の木下由子さんをお招きして、更年期のサインを見逃さず、予防する方法を伺いました。
4月20日、『戸田さと美のPmamaVoice』の最後のゲストとしてお招きしたのは、
メノポーズ・メンタルコンサルタント/アンチエイジング・スペシャリストで、
㈱JPRESSE(ジェイ・プレッセ)代表取締役の木下由子さん。
1児のママでもある由子さんは、外資系自動車会社のショールームレディを経て
大手PR代理店や大手化粧品会社にて企業広報・商品PRを担当。
その後独立し、2010年に、美容健康に特化したPR会社 ㈱JPRESSEを設立。
現在は、予防医学や更年期の専門知識を学び、
メノポーズカウンセラー、予防医学メンタルヘルス相談士、予防医学指導士の
資格も取得され、コラム連載など執筆活動を中心に活動されています。
たくさんの資格をお持ちの木下さんにまずそれぞれの特徴をお聞きしました。
①メノポーズカウンセラーとは?
「メノポーズは閉経という意味ですが、日本では更年期という意味で使われています。
女性ホルモンや更年期のカウンセリングをする“更年期カウンセラー”のことです。」
日本ではネガティブなイメージがある更年期ですが、欧米では「change of life」と呼び、
とても前向きなものとして認知されているんだとか!
②予防医学指導士と予防医学メンタルヘルス相談士とは?
「予防医学とは病気になったら病院に行って治療をするのではなく、病気になる前に予防をする
ということ。病気ではないけど調子が悪い方の不調の原因を見つけて取り除き、
病気を予防したり、生活習慣病やうつ病などココロの病の予防を指導する資格でもあります。」
③ヨガセラピーアドバイザーという資格は、体の硬い人でも、
ヨガがはじめてでもできるココロに効く癒し系のヨガのセラピスト。
「なるべくお薬に頼らない方法で予防や対処法として、
ココロとカラダのアンチエイジング法の”温ヨガセラピー(仙骨と骨盤底筋付近に
ホッカイロを付けて、温めながら行うもの)“はオリジナル提案しています。
※腹式呼吸は、体と心、自律神経が安定して女性ホルモンバランスも整うんだそうです。
活動のきっかけは身近な方の死。
「PRの仕事をしていたある企業の社長が、卵巣がんにかかり、
病気発見からわずか半年で亡くなってしまった出来事がありました。
ショックでした。この時、検査の大切さを痛感したんです。」
「木下さん、きちんと検査しておいた方が良いわよ。」と
その社長が残してくれた言葉で、自分の体にも向き合うことになりました。
1年に1回は必ず検診し、子宮頸癌検診の際には卵巣も検査してもらっています。」
さまざまな知識をお持ちの木下さん、特にプレママにおススメの検査があるんだとか。
「妊娠前の準備としておすすめの検査は、フードアレルギー検査です。
遅延型フードアレルギーは、胎盤を通して母体から胎児にも移行してしまうため、
検査結果により、食生活を管理することが、赤ちゃんの健康のためにとても役立ちます。」
若い人のプチ更年期という症状をよく聞きますが少し詳しく教えてください。
「若くても更年期に似た症状になやまされることをプチ更年期といいますが、
プチ更年期と更年期ではメカニズムが違うんです。」
<プチ更年期>
30後半〜40代半ばの女性で、ストレス、不規則な生活などによって、
脳の視床下部がホルモン分泌の指令を上手く出せなくなり
女性ホルモンバランスが乱れて、自律神経などバランスを崩します。
<更年期>
45歳〜55歳の女性(日本人の平均閉経は50歳)原因は、更年期は卵巣の老化。
脳の視床下部がホルモンを分泌するように指令を出しても、
卵巣が老化してホルモンを分泌できないため、
自律神経などがバランスを崩します。
若くても卵巣機能の低下が原因なら、若年性更年期といいます。
更年期になったサインなどはありますか?
「まず、やはり月経の変化にあらわれますね。
・月経周期がばらばらになる、
・月経の持続日数が短くなったり長くなったりする、
・月経量の変化
サインに気づくには、普段から生理周期を意識し、基礎体温をつけることが重要です。」
「更年期の症状は、不安感、鬱状態、不眠、イライラ、めまい、ホットフラッシュ、頭痛、
肩こり、腰痛、関節痛など多岐に渡ります。症状には個人差がありますね。」
どちらにしても、やはりこういったサインに気付けるかどうか?
がとても大事なんだとか。
気付ければ対処方法が分かりますもんね。
更年期を予防する方法などありますか?
女性ホルモンはとてもデリケート!
「ホルモンバランスを崩す原因は、ストレス、悪い生活習慣です。
例えば、インスタント食品、ファーストフード、甘いものなどをよく食べる。
寝る直前までパソコンやスマホを使っている。
あまり湯船につからず、シャワーが多い。
くよくよ悩むくせがある。過剰なダイエットなど。すべてよくありません!」
思い当たること、皆さんも多々あるのではないでしょうか?。
「プチ更年期世代の不調の解決策は、食やライフスタイルを意識して変えること、
ストレスをためない日常生活を送ることがポイントです。」
「ストレスケアの秘訣は、「自分のストレスに気がつく事」が大事なんです。
意外なことに、ストレスは、嬉しいこともストレスになり、妊娠、出産、
結婚、昇進、クリスマス、子供の自立など。変化はすべてストレスになる可能性が
あることを意識すると良いですね。ライフイベントの重なりに注意しましょう。」
木下さんがこの活動を通じて、伝えたいことはありますか?
「更年期という女性にとって大きなターニングポイントをどのように迎え、
過ごすかでその後の人生も変わってきます。
女性のカラダ、女性ホルモン、女性が避けて通れない更年期や女性特有の病気に関する
正しい知識をもっていただき、月経周期を意識したり、自分のからだの状況を
把握することで、加齢による体調の変化とうまく向き合っていければ、
質の良い年の重ね方が出来ると思っていますし、このことを伝え続けていきたいです。」
「日本人女性の平均寿命は約86歳で、健康寿命は約73歳です。
平均寿命と健康寿命の差は、なんと約13歳もあります。
13年も寝たきりであったり、病気を治療していたり不健康な状態で生活をしているのが現状
なんですよね。日本人女性の健康寿命が1年でも伸びて医療費削減にも繋がればと願っています。
このようなことに私の活動が役に立ち社会貢献をしていきたい気持ちで
活動を続けますので、どうぞ宜しくお願いいたします。」
今月より、パーリーテラスから、健康美容の専門家4人のチーム、
エイジレスビューティでデビューし、益々活動の幅を広げられている由子さん。
イベントやサロンの詳細は、ブログで随時更新されるということですので、
ぜひみなさまこまめにチェックしてみてくださいね。
「やはり一番は、自分の基礎体温をつけることから・・・」と
何度も木下さんがおっしゃっていましたが、
自分の体と向かい合う機会、ママだからこそ、子供たちの成長を見守り続けるためにも、
しっかり作っていきましょうね!
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メノポーズ・メンタルコンサルタント/
アンチエイジング・スペシャリスト
㈱JPRESSE(ジェイ・プレッセ)
代表取締役 木下由子さん
<スキンケア大学 プロフィールページ>
●http://www.skincare-univ.com/profile/000439/
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『戸田さと美のPmamaVoice』毎週月曜日 11:30~12:30 On Air
ご試聴はこちらから⇒http://www.soraxniwa.com/radio/player/ginza
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