201411/26
【ブログ-銀座】ちょっと、移動中に!★獺祭の本プレゼントあり★
旅だけでなく移動にスポットを当てた『Movilist』を来春創刊!編集長の山崎二郎さんをお招きしました。あなたも自分だけの時間を見つけに旅してみませんか?
先週、山梨県の昇仙峡で紅葉を楽しんだ晴山由梨の「ちょっと、そこまで。」
今回のゲストは来春創刊『Movilist』の編集長:山崎二郎さんです。
山崎さんは20~30代向けの『BARFOUT!』や
40代の男性向けに『STEPPIN' OUT!』といった雑誌もつくられている方!
以前ソラトニワ原宿でも番組を担当されていました。
■『Movilist』とは・・・
「ツーリスト」に「ムーヴ」を付けた造語。
普通の旅雑誌と違う所は、旅だけでなく移動にスポットを当てている所。
山崎さんも行くまでの過程が好きだそうで、それも旅のひとつだと語ります。
■『Movilist』創刊号の気になる内容は・・・
~清木場俊介さん(ミュージシャン) 藤井美菜さん(女優) 福原美穂さん(ミュージシャン) など各界のMOVILISTたちの移動の記録を載せたMY MOVIN’ DIARY
~各界のMOVILISTの移動用トランクの中身を紹介するSTYLE OF MOVILIST
~各界のMOVILISTへのインタヴューするMEETING WITH MOVILIST
~波留主演の映画『かじまる食堂の恋』の舞台となった沖縄・名護をFEATURE。
波留さん、大谷健太郎監督、名護のスタッフに訊きます。
~山崎さん自信も 秩父・長瀞〜ニューヨーク〜鹿児島〜草津温泉&伊香保温泉〜神戸&京都〜福岡・・・と数々の旅を語ります。
『Movilist』創刊号は、来春発売予定!
気になる方はFacebookで↓
https://ja-jp.facebook.com/movilistmagazine
山崎さんが今一番行きたい所は、金沢!
街並み、食事、そしてアートに触れたいといいます。
そして行きたい所第2位は、由梨ちゃんの地元:鳥取!
番組中、由梨ちゃんの話を聞いていて、つい行きたくなってしまったとか・・・。
鳥取砂丘以外にも、たくさん楽しめるスポットがありますよ~
山崎さんにとって旅とは・・・自分だけの時間の流れを楽しむ事。
旅で本当の自分に会えるそうです。
来年創刊の『Movilist』で、あなたも自分を見つけてみませんか?
【江戸ごよみ、東京さんぽ】
ライターの森有貴子さんがお送りする、“江戸”を切り口に東京という街を旅するコーナー。
今回のテーマは・・・江戸ッ子はお酒好き、江戸名物の富士見酒
巷では、忘年会の話題も聞こえる時期になりました。
大人数の忘年会は、ビールでカンパーイと勢いよくが基本かもしれませんが、冬の飲み会といえば日本酒気分になりますよね。
江戸っ子は大酒飲みが多かった?
さて江戸の11月といえば、上方(関西)からの下り酒が、新川酒問屋に到着して賑わう時期でもありました。新川問屋街は、今の茅場町1丁目、新川1,2丁目、そして霊岸島1丁目のあたりを指しています。結構広いエリア一体が酒問屋だったんです。なぜこのエリアが下り酒の問屋街になったかというと、江戸初期には、京や大阪の下り酒を馬を使って陸路で運んでいたのですが、酒の消費量が多くなり、陸路では限界があるということで早々に船に切り替えられました。大阪で船に酒を積み、熊野灘を下り、20日間ほどかけて江戸へ。江戸湊についた船の荷は隅田川の河口で小舟に積み替えられて、新川河岸(現在は埋め立てられている)へと運ばれたのです。
新川には酒問屋、日本橋川は魚河岸ができ市場になり、京橋川は薪河岸や竹河岸とよばれ薪や竹問屋がありました。このように江戸湊、隅田河口に到着する食材、酒や油、資材などの荷を下ろしやすく、城や町に近い掘割沿いの河岸には、さまざまな問屋や市場ができたわけですね。
そしてお酒は、平安のころより作られてきましたが商品として酒が流通するようになるのは鎌倉時代以降。当時、京都や奈良の寺や神社でつくる「僧坊酒」と呼ばれるお酒の評判がとてもよかったそうです。そして室町時代から江戸にかけて酒造りの技術がすすみ、
今の清酒の原型ができあがったといわれています。そんな歴史をみても、酒造りは西日本、とくに上方を中心に発展、江戸時代にも灘五郷や伊丹、池田、伏見などの酒が江戸の町へと運ばれました。
江戸の風俗史である『守貞謾稿』には「天保府命前、下り酒の樽数が毎年80~90万樽」と記されています。関東近郊で作られたお酒も大体10万樽はあったようなので、年間100万樽は、江戸だけで消費されていました。このころは、江戸が百万人都市と言われていたころですが毎日ひとりあたり1合は飲んでいた計算になります。
1合は180ミリリットル、しかし子どもや飲まない人も含まれていますから、お酒好きの人が多かったんですね。
日本橋のパワースポット小網神社で縁起酒をいただこう
日本橋のパワースポットとして有名な小網神社。悪病をおさめた神社として江戸に幕府が開かれる前の城主だった太田道灌も祈願に訪れたそうです。
由緒や東京大空襲などの戦災を免れたこともあり強運の神社と呼ばれていて、いろんな勝負事に勝てるようにと、多くの人がお参りに訪れます。
この小網神社でもお酒のお祭りがあります。11月28日におこなわれる「どぶろく祭り」。
新しくできる穀物(お米)の収穫を神様に感謝する新嘗祭に由来する行事とされています。
今年の新米で作られた、どぶろく酒を神前に供えたあとに参拝者に無料で振る舞われます。江戸時代からの祭事だったそうですが一端途切れていたのを50年ほど前に復活させてそれから毎年行っているそうです。
正午からは、国の重要無形民俗文化財に指定されている本殿で江戸里神楽舞の奉納もあります。また13時から神楽殿では、雅楽の舞などもあるそうです。
この日(と元旦限定)しかいただけない、今年のすすきで作られた、
かわいい「みみずく」守りもありますよ。
スタジオにお持ちいただきました~
去年は、午前中に完売したそうなので、欲しい方はお早目にお出掛けください。
最後に、下り酒ではないのですが、日本の酒造りを変えたと言われる山口県の旭酒造をご存じですか?作られているお酒は『獺祭』といい、なかなか手に入らないお酒として有名です。
倒産寸前の酒蔵を引き継いだ現社長が、酔うため、売るための酒ではなく、味わうための酒を、と今までの酒造りの方法論ではないやり方で手掛けた純米大吟醸『獺祭』が世に出て、多くの人々に愛されるようになる、その軌跡をコラムニストの勝谷誠彦さんが追った話題の書「獺祭―天翔ける日の本の酒」。
この本を1名の方にプレゼントしたいと思います。
欲しい方は住所・お名前・電話番号を明記の上こちらまで(メーラーが立ち上がります)↓
「ちょっと、そこまで。本プレゼント係」までお願いします。
締切り:12月3日(水)の放送終了前。
なお当選者の発表は発送をもって代えさせて頂きます。
今の時期の日本酒っていいですね、
いつもの街で江戸への旅を!
取材協力/
小網神社 http://www.koamijinja.or.jp/
「獺祭―天翔ける日の本の酒」/西日本出版社 http://www.jimotonohon.com
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