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20152/18

【ブログ-銀座】ちょっと、台湾へ!

「ちょっと、そこまで。」ゲストに、台湾と日本を結ぶ雑誌「LIP 離譜」からアートディレクターの西山美耶さんが登場♪台湾と日本のミックスカルチャー:台日系カルチャーに迫ります。★旅籠屋 自由旅★江戸ごよみ、東京さんぽ★話題のコーナーも続々!

「ちょっと、そこまで。」

今回のゲストは台湾と日本を結ぶ雑誌「LIP 離譜」からアートディレクターの西山美耶さんです。

 

「LIP 離譜」は台湾と日本ミックスのカルチャーを中国語と日本語で紹介する年一回発行の雑誌。台湾と日本は似ているが、ちょっとしたズレが楽しいといいます。台湾と日本のミックスカルチャーを「LIP 離譜」では台日系カルチャーと呼ぶとか。只今12号が発売中で3月末には13号が発売予定だそうです。13号は100ページ超えの濃い~内容。テーマは「職」で、台湾と日本の何をしているのかわからない様々な顔を持つ人をピックアップして紹介しているそうです。また「LIP 離譜」では音楽やファッションのイベントを行ったり、毎月1回台湾のカルチャーを学ぶ場も提供しています。

 

 

 

 

先週まで約半月、毎月1回は台湾へ行くという西山さん。今台湾ではキャラクターグッズが人気だとか。そして、おすすめの地域は台北市の中山區と呼ばれる中山エリア。飲食店、ファッション・雑貨、プレイスポットなど、今流行の色々な要素がつまったところだそう。西山さんは可愛い『LOOPY!』という雑貨屋がおすすめだそうです。また台湾には試食し放題のパン屋さんが多く、特に「ビクトリア」というお店のクランベリーチーズパンがおすすめ!お土産は定番のパイナップルケーキでしょうか。以前一度台湾へ行った事のある由梨ちゃんはお土産にカップめんをたくさん買ってきたそうです。

 

 

 

 

今度は「千と千尋の神隠し」のモデルとなった九份へ行きたいという由梨ちゃん。台北からバスで一時間程で行けるそうで異国情緒を感じる事の出来る素敵な街です。何度も通う西山さんにとって台湾の魅力は「メイド・イン・台湾」のものを台湾の人がオススメしているところ。今に強いブランドになっていく・・・と語りました。

 

まずは雑誌「LIP 離譜」から台湾をはじめてみてはいかがでしょうか。

 

LIP 離譜

http://lipbox.p2.weblife.me/

 

西山美耶さん情報

 

写真家・青山裕企さんの写真集『台湾可愛 Taiwan Kawaii School Girl』(美術出版社)のコーディネートもされているそうです。台湾の実際の制服で撮影しているそうで、アニメっぽく可愛い制服に由梨ちゃんも萌え~。男性はもちろん、日本の女子高生にも見てもらいたいといいます。


 

 

旅籠屋 自由旅

ファミリーロッジ旅籠屋の甲斐真さんによりますシンプルで自由な旅の楽しみ方をお伝えするコーナーです。グアム帰りという甲斐さんは少々日焼けした様子?

 

 

今回は「小さな子供連れの旅行」についてお話しました。


●「ファミリーロッジ旅籠屋」は「ファミリーロッジ」という名前から、家族旅行専用の宿泊施設のように思われている方もいらっしゃるようなのですが、実はそうではないとか。もともと、アメリカのMOTELをお手本にスタートしたのですが、日本でモーテルという言葉はラブホテルという意味で間違って使われていますよね。郊外の道沿いにある素泊まりの宿なので、そういう誤解を受ける可能性があって、あえて「ファミリーロッジ」という名前にしたそうなんです。
クマさんが枕を抱いているロゴマークを使っているのも同じ理由。しかし、本来は誰でも気軽に泊まれる宿なので1年間すべての店舗を合計すると、1/3はビジネスの方だといいます。とくに平日の夜は、仕事での出張で利用される方がほとんどだそう。しかし、やはり子供連れのご家族のご利用が一番多く、4割を占めており、夏休みは、ほとんどファミリー中心で、幼稚園や保育園のようになることもあるとか。子供が小さい時って、子育てで疲れていて気分転換したいのに親は経済的余裕がない。それに子供は泣いたり走り回ったりするので、ご両親は回りにとても気を使いますね。また、豪華な食事や立派な温泉は、子供たちにはかなり無駄なサービスだと語ります。経済的な料金で気兼ねせずに泊まりたい、それが「ファミリーロッジ旅籠屋」が選ばれている基本的な理由なんですね。

●ところで、旅籠屋ではすべての客室にアンケートハガキが置いてあり、ポストに投函いただくと直接本社に届くようになっています。甲斐さんも1枚残らず目を通しているそうで、ハガキを読むと明らかに子供たちに気に入られているのがわかると。「ウチの子供が、どうしてもクマさんのホテルに行きたいっていうから、次の家族旅行はまた旅籠屋さんです」なんて、書かれていることが少なくないそうです。「ファミリーロッジ旅籠屋」には、子供向けの遊び場や、おもちゃなど、何か特別の物やサービスは何もないのに何が楽しかったのでしょう。それは、きっと何もないからこそパパやママが一緒に部屋にいて、テレビ観たり、ゲームをしたり、部屋でコンビニのお弁当を食べたり、大きなベッドで添い寝したり・・・これは推測ですが、その事が子供たちには何より、嬉しくて、楽しい時間だったんじゃないかと思うのだそうです。日頃忙しいお父さんは、家族旅行というと罪滅ぼしというか、点数稼ぎというか、家族サービスという気持ちがありますよね。だからこそ、いろんな観光名所をはしごしたり、娯楽施設のあるホテルなんかを選んで張り切ろうとします。しかし、それは大人の感覚であって子供たちが望んでいることはそんなことじゃないのかもしれませんね。いつも、忙しそうにしていていて口うるさいパパやママが、のんびり自分たちと一緒にいてくれる、そのことが大切なのでしょう。甲斐さんは 旅は「どこに行って、何を見て、何を食べたか」ではなく「どんな時間を共有したか」だと思う・・・と語りました。
 

★旅籠屋情報★

●工事が進んでいた新しい店舗のオープン日が決定。

桜島の付け根にある「鹿児島垂水店」が4月8日。

ソフトバンクのCMで有名になったハワイ温泉近くの「鳥取倉吉店」は4月10日。

「三井アウトレットパーク木更津」近くの「木更津金田店」は4月28日オープン。

いずれも2月23日の午前10時から、ご予約の受付を開始します。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

 

ファミリーロッジ旅籠屋HP

http://www.hatagoya.co.jp/

 

 

 

江戸ごよみ、東京さんぽ

フリーライターの森有貴子さんが“江戸”という切り口で東京という街を旅します。

今回のテーマは「江戸市民が夢中になった白酒で雛祭り」。

 

さて二月ももう中盤戦。昔からいわれるように、「一月(いちげつ)往(い)ぬる、二月(にげつ)逃(に)げる、三月(さんげつ)去(さ)る」年をあけてからの三月まで過ぎ去るのが早い。二月もホントに早いです、そして、そろそろ雛祭り。

 

■祓いの日が祝いの日に転じた雛祭り

今も雛人形は、立春から2月中旬までに飾るものとされていて、遅くとも雛祭りの1週間前には飾るのが基本のようです。雛祭りは「桃の節句」「上巳(じょうし)の祓い」と呼ばれます。古代中国では3月最初の巳の日は(「上巳」とよばれ、暦的に悪日されていた)「桃(とう)花(か)節(せつ)」とよび桃の花を飾り、お酒に桃の花をいれて、その香りで邪気を払ったとされています。桃は、中国では不老長寿の薬と考えられていて果実はもちろん、花や葉などあらゆる部分を漢方薬につかったといわれています。桃は生命力の象徴であり、魔よけだったんですね。そして水辺に出て厄祓いする風習もあったとされていてそれらの風習が日本にも伝わり、自分たちのけがれを「形代(かたしろ)」とよばれる紙人形にうつして、それを舟にのせて川に流して厄祓いを「上巳の祓え」としていました。これは平安時代から行われていたとされています。上巳(じょうし)の祓えの人形と貴族の子女がおこなっていた雛遊びの人形が室町時代ごろに結びついて、お祓いの日がお祝いの日へ転じて、日本の上巳の節句になったといわれています。そして巳の日から三日へと固定されてきます。そして江戸時代には、すっかり公式行事となった上巳の節句。(公式行事の節句は、ほかに人(じん)日(じつ)、端午、七夕(ひちせき)、重陽がありました)そして雛祭りは、武家や庶民へと浸透していくのです。

 

■日本橋と銀座で開かれた、江戸の二大雛市

雛祭りといえば、雛人形ですが、素朴な人形だったのが子どものおもちゃというよりも大人が鑑賞するものへと変化してきました。そして今のような座り雛が定番となるのは、江戸も享保年間のころからだとか。町人は、狭い家で生活していたので雛段をもうけて立体的に人形を飾りました。その工夫が武士や農民へ広がり人形を雛壇に飾るようになったんですね。

また文化文政のころには、江戸のいたるところで雛市という雛人形や祭り道具を扱う市が立つようになりました。日本橋の本石町の十軒店と銀座尾張町が“江戸の二大雛市”とよばれ

「南北に新都のできる賑やかさ」「桃の頃室町近くに御所がたち」など多くの人で賑わう様子が詠まれています。二月二十五日から三月二日まで雛市が立っていたと、天保年間に出版された江戸の年中行事をまとめた『東都歳事記』には記されています。また四月二十日すぎには五月人形の市が同じ場所に立ったそうですよ。この道いっぱいに店が出ている雛市をぶらぶらと流すことも江戸っ子の季節ごよみのひとつだったでしょうね。

 

 

■江戸市民が詰めかけた豊島屋の白酒売り出し

さて雛祭りといえば、雛あられと白酒が定番ですよね。白酒は江戸っ子も大好きだったようで神田、鎌倉河岸にある豊島屋が造る白酒の売り出し日には、江戸市民がこぞっておしかけたと言われています。「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と詠うほどだったとか。売り出し日の様子は「江戸名所図絵」にも描かれていますが、入口と出口にわけて、入口で切符をわたしてなかで白酒と引き換えて出て行くというアイドルの握手会さながらです。また客が殺到して怪我をしたときに備えて医者を用意していたというから驚きです。雛市とおなじく二月二十五日に売り出していたそうです。江戸の風俗事典『守貞謾稿』にも「容易に買い得ること難く、空手(からて)にて帰るものはなはだ多し。」とも書かれています。残念ながら買えなかった人も多かったんでしょうね。

 

 

さて震災や戦災を乗り越えて代々、暖簾を守ってきた『豊島屋本店』。

今も同じ製法で作られる白酒は、1月下旬から雛祭りごろまで売られています。松屋銀座の地下でも買えるようです。ちなみに豊島屋の白酒はやわらかな甘さでアルコール7度とビールよりも少し高め、大人の雛祭りにぴったりですね。そして、スタジオでは由梨ちゃんも一杯頂いちゃいました~「あっま~い」。なんか和菓子みたいでした。みなさんも江戸の風物詩、白酒をいただきながら雛祭り女子会なんてどうでしょうか?

 

いつもの街で江戸への旅を!

 

取材協力/豊島屋本店

http://www.toshimaya.co.jp/

 

 

晴山由梨情報

キャスティングのトークライブやイベントが決定しています。

詳しくはコチラをチェック↓

 

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晴山由梨ブログ

http://ameblo.jp/hareyama-yuri/

 

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