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20154/15

【ブログ-銀座】ちょっと、イビザまで。★ガイド本のプレゼントあります!

「ちょっと、そこまで。」ゲストにイビザ島の本格的トラベルガイド「IBIZA TRAVEL GUIDE」を監修された江龍寿さんが登場!イビザになぜ魅了されるのか・・・お聞きしました。★「江戸ごよみ、東京さんぽ “江戸”を切り口に東京という街を旅するというコーナー。今回のテーマは~江戸っ子、愛しの初鰹~。

4月15日の「ちょっと、そこまで」。

 

 

★ゲスト:日本初!イビザ島の本格的トラベルガイド「IBIZA TRAVEL GUIDE」を監修された江龍寿さん。

 

 

イビザはかなり前から知っていたという江龍さん!30年程前、あるアーティストのミュージックビデオのロケ地がイビザで憧れがあったそう。その念願が叶ったのが7年前。それ以来毎年訪れているといいます。イビザは気候も水も遊びも良くて、トータル的にパーフェクトだとか。行き方もシーズン中はヨーロッパの主要都市からLCCが出ており、イビザの空港も24時間空いているそうなので非常に行きやすいのだそうです。日程は最低5泊はステイしたいので1週間くらいお休みがあれば楽しめといいます。

 

 

 

 

<江龍さんのイビザ情報>

 

・水が綺麗でカラっとした気候で5月~10月がシーズン

・5月下旬からは様々なクラブでパーティーが行われている

・8月は人が多すぎるので避けたい

・食事はスペイン料理(パエリアなど)中心だか近年和食も人気になってきている

・島全体が世界遺産である

・40以上あるビーチの中でも特にサンセットが綺麗なカーラ・コンテ・ビーチがおすすめ

・島のまわりに水草がジャングルのようにはえているので浄化され水が綺麗

 

そんな、江龍さんならではのイビザ情報を知る事が出来るのが「IBIZA TRAVEL GUIDE」

 

 

 

 

写真が豊富で厳選された情報が読みやすいです。買うとデジタル版も付いてくるので、旅にデータで持っていく事も出来るとか。

 

★今回はそんな「IBIZA TRAVEL GUIDE」を1名の方にプレゼントします。

 

欲しい方は住所・お名前・電話番号を明記の上こちらまで(メーラーが立ち上がります)↓

ginza@soraxniwa.com

 

「ちょっと、そこまで。本プレゼント係」までお願いします。

締切り:2015年4月20日(月)

尚、

当選者の発表は発送をもって代えさせて頂きます。

 

 

江龍寿 Twitter

https://twitter.com/jangrong

 

 

 

江戸ごよみ、東京さんぽ★

 

フリーライター:森有貴子さんが“江戸”を切り口に東京という街を旅するというコーナー。江戸時代から平成の今まで続く老舗や社寺仏閣、行事や文化など、季節にあわせた江戸―東京をご案内します。

 

今回のテーマは・・・~江戸っ子、愛しの初鰹~」

 

先週末、宮城県の亘理郡山元町に出掛けていたのですがサクラがちょうど満開。期せずして、お花見ができました。イチゴ農家のお手伝いをしましたが6月上旬ぐらいまで出荷で繁忙だとか。いちごって、本来は夏が旬の果物ですが、すっかり春の果物に。都内のスーパーでは、そろそろ新たな果物が幅をきかせています。

野菜でも何でも一番おいしいのは旬のモノだと思います。でも初物と聞くとついつい手に取りたくなりますよね。

 

■江戸中が大騒ぎの初鰹シーズン

 

さてもうすぐゴールデンウィーク、初夏ですね。この時期、江戸ッ子のお楽しみといえば“初鰹”でした。初鰹は多くの句に詠まれていて一番有名なのは、芭蕉の友人でもあった山口素堂(そどう)の詠んだ「目に青葉山ほととぎす初鰹」です。初夏のさわやかな季節感、初鰹へのよろこびみたいなものが溢れていますね。江戸市民は、季節感をとても大事にしました。季節を外すのは野暮なことでした。だからではありませんが、江戸っ子は特に初物にこだわったとか。でも初物は、数が少ないためどうしても時期のものと比較すれば価格が高くなる、そこで幕府は初物を高く売ってはならない、それを争って買ってはいけない、というお触れを何度も出しました。何度も出すぐらいだから、みんな守らなかったといいます。それぐらい初物に対して並々ならぬ執着を見せたのです。なんだか面白いですね。そんななか「初物」の代表格が初鰹でした。味が大好きで、というよりも、食べたことを自慢するほうが主だったと言われています。

 

それを表しているのが「初鰹りきんで食って蚊に食われ」との句。これは、初鰹を買べたと自慢したいから蚊帳を質にいれてしまって、そのため蚊に食われてしまった、という句。なんだか、おっちょこちょいの江戸ッ子らしい句ですよね。江戸の鰹は、相模湾でとって鎌倉で水揚げされたようです。鎌倉の魚なんて呼ばれていたとか。鎌倉から活きのいい初鰹がくることを芭蕉も「鎌倉は生きて出でけん初鰹」と詠んでいます。値段が少しでも高くなるように一刻を争って持ってきたことがわかりますね。ぼてふりの魚屋も仕入れた初鰹を早く売ろうと飛ぶように街を走り「鰹売り釣瓶落としと逃げてゆき」と詠まれています。秋の日が落ちるのが早いことを釣瓶落としといいますが声がかけられないスピードで歩いていってしまったんでしょうね。

 

値段ですが、『守貞謾稿』によれば何年と明確にはなっていませんが、1本で2~3両したと記載されています。当時、下働きの男女の年棒がそれぐらいと言われているので年収ぐらいしたこともあったのでしょうね。ただ幕末になると価格はどんどん下がってきてちょっと無理すれば食べれない価格ではなかったとか。でも長屋暮らしの庶民には値の張る買物だったようで、誰かが買うと、周囲の人たちが集まってきてぼてふりが鰹を捌くのをみている、三代豊国が描いたそんな錦絵も残っています。

 

しかし大坂では、ごく少数の金持ちしか口にすることはなく庶民までが初鰹に沸いたのは江戸だけだったようです。初物を食べると75日長生きするとか江戸では、鰹は“勝男”とも呼ばれ勝負運のある魚、縁起のいい魚としたことも初鰹ファンが広く普及した理由だったかもしれません。初鰹で心はなやぐ旧暦の4月の江戸は、金魚売りや蚊帳売りがはじまり、4月末からは、以前も紹介しましたが江戸団扇作りとともに売られはじめたりそんなことが『東都歳時記』に書かれています。なんだか、初夏ですね。

 

 

■初夏のアイテム、帽子と浴衣

さて初夏といえば、日差しも強くなってきます。この時期になるとおしゃれと実用を兼ね備えた

帽子が欲しくなりませんか?4月下旬、連載しているエキサイトのキレイコラムで紹介する予定ですが大人女子におすすめしたいのは帽子ブランド「Sugri」のアイテムです。デザイナー兼店主の佐々木恭子さんが手掛けているお店です。中目黒から10分ほど歩いた目黒川沿いにありラフィアや麦の天然素材系からインドシルクやレースやチュール使いのものまでいろんなタイプの帽子があります。天然素材系は、売れ筋アイテムなので暑くなる前に訊ねてみることをおすすめします。

 

そんなSugriさんでは、着物や小物のデザインの「さく研究所」と帽子ブランド「Sugri」とのコラボイベントが4月24日~26日の三日間開催する予定。ヒッコリーストライプやレースの半幅帯など、洋服をコーディネイトするように着物が取り入れられる「さく研究所」の夏の着物と、この着物からインスピレーションを得て作られたSugriのコサージュやヘッドピースが中目黒SugriSalonに並んでいます。浴衣と帽子をセットでみることができるいい機会なので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

詳細は、Sugri のHPをご覧ください。

 

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帽子に浴衣に初鰹、

すっかり初夏になりました。

 

いつもの街で江戸への旅を!

 

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取材協力/

Sugri

http://www.sugri.net

 

キレイコラム

http://column.kirei.woman.excite.co.jp/author/kirei_023

 

 

 

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『ちょっと、そこまで。』毎週水曜日 14:00~16:00 On Air

ご試聴はこちらから⇒http://www.soraxniwa.com/radio/player/ginza

 

 

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