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201511/17

【ブログ-銀座】ゴルフの前はテニスにPCにノーベル賞が!!

11月17日の「オトナの自由時間 マーク金井の喋らずにいられない!」。今回が業界人さんいらっしゃ~い!アクテックゴルフの遠藤仁史さんをお迎えしました。公私とものご近所さん同士のトークです(笑)

ご縁がある片山晋呉プロが通算29勝目を挙げ、この番組にゲストに来てくれた青木瀬令奈プロが優勝争いに絡んだという嬉しい週末を経てお送りしました11月17日の『オトナの自由時間 マーク金井の喋らずにいられない!』。

 

ゲスト:遠藤仁史さん(ACTECK GOLF)

マーク:お呼びしたきっかけは通勤電車が同じなの(笑)

 

遠藤:年に、何回か会いますよね

 

マーク:ずっと本名を知らなかったんですよ。アンサーフリークさんって言われていましたよね?

 

遠藤:そうですね。今はサイト内でTOSHIって名前なので、そっちいが多いですよ。

 

マーク:Webの創成期からサイト運営(ANSERFREAK)をされていますよね?

 

遠藤:ゴルフを始めるきっかけにもなったんですよ。当時はクラシックパター・ブームでL字だったり、ピンのアンサーだとかが80万円ぐらいで取引されていたりして。プレーより道具が好きになったんです。

 

マーク:ありましたよね。パター好きな人はL字に行くじゃないですか。なぜアンサーになったんですか??

 

遠藤:そこに至るまでのストーリーですかね。カーステンの想いだったりを考えていたら、好きになっていたんですよね。L字はすごくシンプルで、どれを取ってもあまり変わらないじゃないですか。ピンは、なぜそのデザインになったのかなって。

 

マーク:何本持っているんですか?集めていくとコンプリート欲が出て来るんじゃないですか??

 

遠藤:60本はありますかね。自分の中でオールド・アンサーという枠があって、それは揃えたいと思いますね。

 

ゴルフ業界に入るまで

マーク:サイトを始めた当時は何をされていたんですか?

 

遠藤:大学を卒業して、併設されている研究所で抗生物質の研究をしていました。ノーベル賞を取った大村智先生の下で。元々、数字やデータが好きなんですよ。

 

マーク:その頃ならパソコンやインターネットって先駆けですよね。

 

遠藤:ちょうどカラーのマッキントッシュが出てきたんですよ。

 

マーク:僕も買いました!

 

遠藤:薬学部の先生ってみんなマッキントッシュを使っていたので、自分もそうしたんです。九州の会社に自分の好きな仕様をオーダーしていたんです。それを見て欲しがった周りの同僚に、その会社を紹介してたら「東京でパソコン売りませんか?」って誘われて、パソコンを売っていたんです。一緒にしていた会社が販売のほかにソフトウェアを開発するようになって、ライセンスをソニーに買ってもらったので今度はソニーに行ったんです。

 

マーク:それが、今はゴルフショップをやってらっしゃるんですよ。勇気いりますよね??僕はソニーより前の話を知らなかったから、パソコンを売った時のノウハウがあったんですね。お店をやるきっかけは?

 

遠藤:アンサーフリークの中で質問コーナーをやっていて、喜んでくれる人が多かったんです。それで実際にやってみたら良いかなと思ったんです。

 

マーク:ひと山当ててやろうってのはなかったんですね。

 

遠藤:なんとか、やれるだろうぐらいですね。でも、趣味の延長としてやっていくと難しいなと。やっぱり仕事なので。あと常々思っているのは自分がゴルフができないほど忙しいのは良くないかな。

 

マーク:そうなんですよ。僕も「毎日、赤羽行っているでしょ?」って言われるけど、それも仕事だもん。

 

遠藤:自分の感覚、感想を蓄積していかないと。聞いた話ではダメですよね。

 

アクテックゴルフについて

マークアクテックゴルフって名前を付けた理由はあるんですか?

 

遠藤:「アクチュアリー=正確な」と「テクニック=技術」が合わさった造語です。一緒に店をやっているパートナーは組み立て専門。僕はクラブ、カラダ、ショットの要素を計測するのをやっています。

 

マーク:行きたいってなったら時間と費用はどんな感じですか?

 

遠藤:毎月キャンペーンをやっていて今だと、クラブのバランス、カラダのチェック筋肉量脂肪量のチェック、関節の可動域、ショットをアイアンとウッドで打ってというのを全部やって1万円ぐらいですね。1時間半で終わるはずが2時間かかっていますけど(笑)

 

マーク:それはかかりますよ!どんな人が多いですか?

 

遠藤:数字好きの人は多いですね。あとは、ちょっと休んでいて再開するにあったって、次のクラブを買うのにどんな物が良いのかという人、現状を知りたいという人ですね。

 

マーク:現状を知っている人が少ないんですよね。

 

遠藤:でも知りすぎている人もいますよ。動画を取って原因はわかるけど、対処がわからないとか。クラブが合わないのもわかっているけど「ダメ」と言われたいとか。

 

マーク:商品のラインアップは?

 

遠藤EPONとか地クラブ系のメイン所はありますよ。

 

マーク:遠藤製作所ね。OEMの会社だったんだけど、今は自社ブランドで。昔は大手のクラブも全部遠藤が作っているみたいな時代もありましたよね。

 

遠藤:もう地クラブを超えてしまった感じですね。他だとマックスソウルだとか、ミライだとか。

 

マーク:うちも来年、地クラブ戦略でいくつか作っているんですけど、遠藤さんの所に持って行きます(笑)組み立てがメインだと思いますが、シャフトは?

 

遠藤グラファイトデザインが全種類、全フレックス、全重量揃っています。

 

マーク:さらっと言うけど、3桁超えますよ。テスト用のヘッドは?

 

遠藤:ヘッドはスリーブ付きのテーラーです。条件をすべて同じにしてシャフトの違いを感じてもらうようにします。

 

マーク:うちもテーラーです。グラファイトデザインの新商品GPはどうでしたか?

 

遠藤:変わっていますよね。しなるポイントは手元調子に近いですけど、手元はすごく硬いんですよ。僕はBBを使っていてBBは手元が柔らかいんですけど、GPを打っても違和感がないですね。だから変わっているなと。

 

マーク:片山晋呉プロはグラファイトデザインのPTというかなり古いシャフトなんですよ。

 

遠藤:グラファイトデザインの方曰く「PTが全てのベースになっている」そうなんですよ。手元が柔らかくてだんだん硬くっていく、そういった部分に癖の無さを感じている方は多いですよね。そのPTの手元を硬くしたのがEVなんですよ。

 

マーク:グラファイトデザインのシャフトはお客さんも受けがいいんですか?

 

遠藤:メーカーが出している数値がはっきりしているので、説明がしやすいですよね。

 

ゴルフとテニス

マーク:こんな話をしていると、ゴリゴリのゴルフの人でしょ。でもゴルフ業界で遠藤さんしかできない話があるの。昨日、ゴルフ業界を洗い出して改革をしようというセミナーがあったの。僕はいけなかったけど。何かをする時には、ゴルフ業界だけじゃなくて他の分野を参考にした方が良いんだよ。遠藤さんは、こんなにゴルフが詳しくて上手いのにテニスのプロなの。

 

シンディ:プレーヤーですか?

 

遠藤:プレーヤーではないですけど、教える資格があるんです。

 

シンディ:へ~。何でテニスに行かないのかなって思いますよ。

 

マーク:テニスはアスリートじゃないですか。プロを目指したんですか?

 

遠藤:身長が低かったので試合で活躍するのは諦めていましたね。やっぱ差があるんですよ。それで大学に入って資格を取ろうと。

 

マーク:どんな団体で資格を取ったんですか

 

遠藤:日本プロテニス協会、JPTAです。

 

マーク:ゴルフはJGTOとPGAがあって物議を醸していますけど、テニスは?

 

遠藤:日本テニス協会JTAと日本プロテニス協会JPTAがあってJTAの方が古いかなと。JPTAはアメリカと連携していてアメリカでも教えられたりするんです。

 

マーク:2つあったら揉めたりしないんですか?

 

遠藤:数年前から資格については統一しようという流れになっていますね。

 

マーク:ゴルフは競技人口を2000万人にしようって言っていますけど、テニスは?

 

遠藤:資料を持ってきたんですけど……

 

シンディ:成人のテニス人口の推移 2013年が311万人

 

マーク:僕が大学生の頃は、みんなテニスラケット持っていましたよ。丘サーファーか、丘テニスプレーヤーかって。プロテニスプレーヤーの数は?

 

遠藤:調べたんですけど、出てこないんですよ。

 

マーク:出てこないのは、手を抜いているか、出したくないってことですよね。テニスのプロの年会費は?

 

遠藤:4万ぐらいですね

 

マーク:ゴルフとあまり変わらないんですね。でもそれも払っていない人がいるそうなんですよ。何もしてくれないのと、払うほどの稼ぎがないと。テニスコーチの収入は?

 

遠藤:レッスンするしかないんでしょうね。頑張って300万ぐらいじゃないですか。

 

マーク:錦織くんが活躍しているけど恩恵はってことですよね。ゴルフもそうなるよ…

 

遠藤:生涯スポーツになっていますし、自治体でテニスコートを持っていますし、今でもコートは取りあいですから

 

マーク:ゴルフ場で行ったらパブリックな所ですよね。

 

遠藤:公共施設は安いんですよ。1時間500円ぐらいで、それを4人で割ればね

 

シンディ:1人じゃないんですか!

 

マーク:500円だったらゴルフ負けるね

 

遠藤:車もいらないですし、道具もそんなに変えなくて良いし手軽ですよね

 

マーク:こんなに手軽なテニスですら人口が減っているのに、ゴルフが減らない理由がないですよね。お金かかる、遠い、公共施設がない。冷静に現状を認識しないと。テニスってどれくらい時間がかかるんですか?

 

遠藤:スクールだと1時間半やって美味しくビール飲んでって感じですね。

 

マーク:やっぱりゴルフの18ホールは長いですよ。

 

遠藤:1試合20分~30分ぐらいで終わるんですよ。50代60代の人が多いからシングルスはできなくダブルスなんですけど。1か所に留まって通うというのが、その世代ぐらいまでなんですかね。

 

マーク:僕は1時間半を超えると飽きるみたい。赤羽だと空いて2人で回ると1時間10分ぐらい。3人で早いと1時間半ぐらいで、それ以上になるとダメみたい。だから最近は6ホールでも良いかなって。テニスの良さ、ゴルフの良さは?

 

遠藤:テニスは足腰が鍛えられる、自転車で行ける、2時間あれば良い。有酸素運動としてはゴルフより激しいですよね。同じようなレベルの人とできるというのもあります。ゴルフは、一緒にやる人がいなくなる心配はないですけど、2時間をかけてゴルフ場に行くようになるのかなという不安がありますよね。行くんでしょうけど(苦笑)

 

マーク:ゴルフってスポーツなのかゲームなのかって議論されますよね

 

遠藤:僕はゲームだと思います。ゲーム性があった方が楽しいですよね

 

マーク:僕もゲーム派です。スポーツだったらハーフ1時間で回らないと有酸素運動にならないですよ。シンディもお邪魔して、カラダを計測してもらいましょう。

 

 

質問コーナー

Q.よく雑誌等で海外の選手のスイングを比較し、飛ばし屋になろう。みたいな特集がありますが、体格と骨格も全然違う海外の選手と日本人は比較しても参考になるのはアドレス位だと思いますが、マークさんはどう思われますか?

 

マーク:これはマークさんよりも、テニスコーチの遠藤さんに(笑)

 

遠藤:4スタンス理論で言うと、骨の種類は一緒なので……。

 

マーク:遠藤さんは4スタンス理論の講習も受けて詳しいんですよ。僕はB2で遠藤さんは?

 

遠藤:B2です。グリップの持ち方だったり、軸をどっちに持って行くのかだったりというのは欧米人も日本人も違いがないですから。

 

マーク:シンディ見てもらおうか

(スタジオにマークさんを残し、遠藤さんに診断してもらうシンディ)

 

シンディ:戻ってきました~

 

マーク:診断結果は?

 

遠藤:B1っぽいです。Aは前、Bは後ろ、1は人差し指、2は薬指に力が入るんです。スマホを片手で操作するのはBタイプの人が多いんですよ。こういうタイプはパームグリップで厚く握りたいんですよ。背中側で打った方が良いタイプです。

 

マーク:体格とかそういうんじゃないんですよ。僕バッバ・ワトソンの凄いの見つけたんですよ。近々ブログに書こうかなって、ヒント“彼はボクサー”です。このネタを雑誌とかで見かけたら、僕のネタですからね(笑)

 

 

「オトナの自由時間 マーク金井の喋らずにいられない!」毎週火曜日 19:00~20:30 On Air

 

ご試聴はこちらから⇒http://www.soraxniwa.com/radio/player/ginza

ソラトニワステーション情報

  • 番組名:オトナの自由時間 マーク金井の喋らずにいられない!
  • 放送時間:毎週火曜日
  • パーソナリティ:マーク金井、しん(アシスタント)
  • 番組紹介文:日本ハーフコース振興協会会長も努め年間1,000本以上のクラブを試打、500本以上のシャフトをテストするクラブアナリスト、マーク金井がゴルフの魅力を存分にお届けします。
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キムラマサヒロ

WRITER

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