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201510/6

【ブログ-銀座】タイトリストの716、816がやって来た!!

10月6日の「オトナの自由時間 マーク金井の喋らずにいられない!」。アクシネット ジャパン インク タイトリスト事業本部ゴルフクラブ事業部マーネージャーの池田智満さんをお迎えしました。発表になったばかりの716の816の実物登場に、マークさんもテンション↑↑↑

10月6日の『オトナの自由時間 マーク金井の喋らずにいられない!』。オンエアー前には9ホールを58分でプレーしてきたというマークさん。早く回るコツは……

 

・素振りをしない!

・ミスショットを打たない!!(左右に曲げなければOK。チョロでもトップでもダフリでもグリーンに向いていればミスショットではありません)

・できるだけ同じクラブで打つ!

・グリーンの奥にはやらない!

・グリーンエッジから3歩以内はパターで!

 

これを守ればプレーファーストの実現間違いなし!さくっと回って手軽なゴルフライフを楽しんでください。

 

 

そんなマークさん、週末には東海クラシックを観に愛知県まで行っていました。もちろん、マークさん設計のパターを使っている片山晋呉プロが優勝争いをしているとあって、居てもたってもいられなかったようですが、「胃が痛くなった」のだとか。入ればプロの腕前だけど、外したら自分の商品が悪かったんじゃないかと気になって、近くで見れなかったそうです。残念ながら、この試合ではプレーオフで敗れた片山プロですが、あと2勝に迫っている通算30勝とマスターズの舞台に再び戻ることを目標としているそうで、「僕のパターがオーガスタで動くかも……」とジョージアのグリーンでナチュラルパターが輝く日がやってくるのか!?これからも片山プロのパットに注目してください。

 

 

ゲスト:池田智満さん(タイトリスト)

今回のゲストは、3度目のご出演となるアクシネット ジャパン インク タイトリスト事業本部ゴルフクラブ事業部マーネージャーの池田智満さん。今回、お招きした理由はもちろん新商品が発表になったからなのですが、それプラス「記者発表の展示会に行けなかったから」(マークさん)。社員旅行と重なっていて実物が見れていないということで、わざわざお呼びだてしてしまいました……。

 

ウッド系とアイアン系を1年ごとに発表しているタイトリスト。今年はアイアンが発売される年です。4モデルのアイアンと2モデルのユーティリティがスタンバイ!

 

池田:まずは代表作と言われる「716 AP2」から

 

マーク:なんで代表作だかわかる?世界ランク1位の

 

シンディ:えっと21歳の…。名前は………。

 

マーク:まぁ正解で良いでしょう。ジョーダン・スピースも使っているの。発売当時は革新的過ぎて、クラシカルなクラブを作るイメージのタイトリストっぽさが無いと言われていましたよね。MBとかCBのイメージがあるので、プロがAP2と言うのはメーカーさんも意外だったのではないですか?

 

池田:伝統を求める人と先進的なデザインを好むプレーヤーに分かれますね。AP2はアダム・スコットが使ったことでツアーでも使える、機能的なものもあるクラブと思っていただけるようになりました。

 

マーク:こっちが僕の好きなAP1。アメリカでは売れるんですよ。でも、日本ではブレイクしきらないの……。

 

池田:いつもマークさんに評価いただいている機能的なアイアンなんです。これまでは日本人に好まれる外観じゃなかったのかなって。高級感とか質感をという日本人ゴルファーの意見を取り入れました。“より易しく、より遠くへ”と飛距離を謳っているタイトリストとしては珍しいモデルです。

 

マーク:発売は?

 

池田:11月6日を予定しています。

 

マーク:オーセンティックな方の716は?

 

池田:CBとMBです。大きく変化するのを求めないゴルファーも多いので、もう1歩だけ違う機能が欲しいという人に提供するモデルです。伝統を継承しながら易しさを加えました。“コ・フォージング”という、トウとヒールの一番遠い部分にタングステンを鍛造する技術を採用しています。

 

 

マーク:慣性モーメントを上げようということですね。こういうのをキャディバッグに入れたい人が多いんですよ。ニヤニヤしたいんですよ(笑)

 

池田:CBについては、許容性も少し入っているので、バッグに入れて、打ちたいという人にもぴったりだと思います。

 

マーク:あるクラブを思い出しました!今回はボリュームがあって丸くなりましたよね。デービス・ラブⅢが長く使っていた990を彷彿とさせます。やばいなぁ。ちょっと一目ぼれしたかも(笑)

 

池田:タイトリストの考えの中ではスコアアップを目指すギアづくりというのがあって、プレーヤーの声を聞くのも大事なんです。良いモノを作っても見た目や構えた雰囲気がダメだと使ってもらえないんですよ。

 

マーク:続いてMBは?

 

池田:これはバッグに入れたいっていうモデルですね。

 

マーク:これがいわゆるオーセンティックな。昔はマッスルバックって言葉が無くてね

 

シンディ:どういう意味なんですか?

 

池田:肉盛りされている部分が大きくトップラインに膨らんでいるんですが、これは伝統的な形を継承するためになんです。肉=筋肉でマッスルバッグ。

 

マーク:キャビティは、えぐっているという意味なの。これもラウンド感があるんですね。ちょっと回帰したような感じですね。クラブ好きな人は見た瞬間にお金払っているね(笑)

 

池田:正直、これを見てカッコイイって思ってもらえる方がほとんどだと思います。

 

マーク:僕も試合が関係なかったら打ちたいと思うよね。全部買う人もいると思いますよ。でも、いっぱい出されたら迷いますよ。

 

池田:細かい選択肢を出すことで、ゴルファーのニーズに応えるのがタイトリストだと思うので

 

マーク:同時に4つなんて、他のメーカーはないよ。ほとんどが2つで、多くても3つだよ。ヘッドサンプルに話を戻しますけど、この青いものは?

 

 

池田:CBの時にもお話したコ・フォージングテクノロジーです。これで、小さなヘッドでも大きな慣性モーメントを生みます。

 

マーク:シンディには難しい話になってきたけど、周辺重量を上げても慣性モーメントは大きくできますからね。打つとどうなんですか?

 

池田:プロからはトータルパフォーマンスが高いと言ってもらっています。飛距離も上がって、許容性もあると。プロだとヘッドが大きくなったりすると、それだけで打ってもらえなくなるので、このヘッドサイズの中でどれだけできるのかと言うのも追及しています。

 

マーク:AP1はヘッドが大きいじゃないですか。タングステンはトゥ側だけ?

 

池田:おっしゃる通りです。

 

マーク:やっぱり迷いますよね(笑)池田さんは何を?

 

池田:社員も一緒ですよ(笑)私は毎回交互なんですけど、714の時はAP2でその前はCBだったので、今回はCBをと思っています。

 

マーク:僕もね無条件でAP1を使うんだけど、990が好きなクラブだったからCBもね。ただ、僕はゴルフが職業で良かったですよ。冷めた目があるので、冷静にクラブを見ますから。ゴルフはリズムが大事って言うけど、ミスショットを打つとリズムが崩れるんですよ。だからクラブに助けて欲しいなって思うんです。眺めるだけならMBでも、「70台で回ると取締役にしますよ」って言われたら無条件でAP1を選ぶもん。

 

池田:ゴルファーの方の中では、モデルによって選択をする条件が変わってくるというのがわかっていて、特にアイアンはデザインが大きく作用しているんです。

 

マーク:最近はキャディバッグにフードをしなくなってアイアンはむき出しですもんね。ヤフー知恵袋でマーク金井コーナーがあって、「あんな顔のクラブを選ぶ奴のセンスはあてにならない」って書いてあったんです(笑)顔を気にしているユーザーが多いんだなって。

 

池田:そうですね。

 

マーク:クラブの顔ってどこかわかる?

 

シンディ:ここですか?

 

マーク:今、バックフェースの部分を指しました。

 

池田:顔は、アドレスした時のヘッドの形状なんです。

 

シンディ:そこなんですか?キャディバッグに入っていて、見るのってそこじゃないんですか?

 

マーク:勘違いしている人も多いと思うよ。25年ぐらいまでは、クラブは下向けに売っていたんですよ。それが、ある時バックフェースが見えるように売るようになって、今は主役になっているんですよ。

 

池田:契約プロは構えた時にイメージ通りかどうかが大きいんですよ。

 

マーク:今のゴルファーはシンディに近い人が多いと思うよ。AP系はハイテク。CB、MBはオーセンティック。軟鉄鍛造で優しいクラブが急に増えたのはAP2のヒットが大きかったですよね。

 

池田:新しい所を開いたクラブかもしれませんね。

 

マーク:すべてのメーカーが、そのカテゴリーを作り出して、今はそれがメインになっていますよ。いつ頃からショップには?

 

池田:展示は10月中旬になると思います。

 

マーク:ロングアイアンの代わりにUTも出ますよね。

 

池田:909、911、913、915とDR、FW、UTと3つのラインだったんですけど、今回の716に合わせてアイアンチームが816Hを設計をしました。UTは本来、長いショットで“狙う”クラブだったと思うんですけど、どこからか飛距離を求めるようになったと思うんです。スコアを狙うための長い距離を確実に狙いに行けるUTです。

 

マーク:これ、このまま持って帰るわ(笑)。僕は913のUTが好きで、915にしなかったの。でも、これはビックリした!見た感じ易しいよ。これタイトリストって付けて良いのってくらい。H1これはスコア出るわ~。

 

池田:アマチュアのゴルファーも狙って欲しいなと。

 

マーク:僕がタイトリストの社員だったら、「H1とAP1を使えばスコアが10良くなる」って言いますよ。それぐらい言っても良い!

 

池田:UTは易しく打てるようになったとは言うけど、狙いに行けてるというコメントは無いんですね。816はアドレスをしやすいんです。アイアンのように。

 

マーク:タイトリストらしさが出ているのはシャフト選択。飛びに向いているから軽いシャフトのメーカーが多いの。アイアンでNS950使っている人が50g台とか使っていたりするんですよ。70台、80台のカーボン良い重量ですね。

 

池田:クラブはトータルで組まれていますので、軽すぎるとバランスが

 

マーク:僕は70~80を使ってくださいと言っているんですよ。

 

池田:これにNSシャフトとダイナミックゴールドAMTもあります。

 

マーク:AMTは話題になっていますけど、何が違うんですか?

 

池田:タイトリストが最初に販売するんですけど、ダイナミックゴールドは振りぬきや重量感が良くてみんな使っているロングセラーなんですね。AMTは、アメリカツアーで今年4勝しているんですが、フィーリングをそのままに、ロングアイアンになるほど重量が軽くなって上がりやすくなっているんです。フィーリングを変えずに重量フローしているので、とても優れたシャフトだと思います。

 

マーク:昔は1本のシャフトを切っていたから、短いクラブほど軽くなっていたの。それが、20年ぐらい前から長さを変えても、重さを変えないという番手別設計という流れになったの。でも番手別設計でも難しいのに、それの上をいったと?

 

池田:そういうことです。PWまで同じ重量で、9番から3gずつ軽くなっていきます。全番手で同じ高さになるようにしているんです。そうすると番手別の階段が作りやすくなります。ヘッドと同時にシャフトで合わせていけるように。プレーヤーが思った距離を出せるようになっていくと。

 

マーク:ロングアイアン用を軽く作るのって難しいのよ。ドライバーよりもFWとUTは絶対ガチャガチャが必要だと思っているんですが、これも採用していますね。ガチャガチャがあると、ライ角を変えられるのよ。あとはフェースの向き。プレーヤーによって好みがあるから、それを調整しないとFWやUTは使えないのよ。

 

池田:地面から打つクラブについては大事だと思います。

 

マーク:AP1とH1、AP2とH2。このデザインのマッチングもね。ソツが無いというか(笑)僕だったらAP1は6番からで、そこからH1。

 

タイトリストHP:http://www.titleist.co.jp/

 

「オトナの自由時間 マーク金井の喋らずにいられない!」毎週火曜日 19:00~20:30 On Air

 

ご試聴はこちらから⇒http://www.soraxniwa.com/radio/player/ginza

ソラトニワステーション情報

  • 番組名:オトナの自由時間 マーク金井の喋らずにいられない!
  • 放送時間:毎週火曜日
  • パーソナリティ:マーク金井、しん(アシスタント)
  • 番組紹介文:日本ハーフコース振興協会会長も努め年間1,000本以上のクラブを試打、500本以上のシャフトをテストするクラブアナリスト、マーク金井がゴルフの魅力を存分にお届けします。
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キムラマサヒロ

WRITER

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