WRITER /
マイマイ
CATEGORY /
ラジオ

201412/2

【ブログ-銀座】行く所が面白すぎて付いていきたいです。

“うたう旅人”松田美緒さんが初のCDブック『クレオール・ニッポン──うたの記憶を旅する』をリリース!発売記念コンサートに先駆けて披露してくれた生歌に思わず「惚れちゃいますね~」。

「オシキリシンイチの脱力主義」

本日のゲストはラテン諸国と日本をつなぐ活動を行なっている、うたう旅人 松田美緒さんです。ずっと同じ所に居れない性分で、根っからの旅好き。親戚の方もインドやパナマへ旅立っているのだとか。色々な場所へ出かけて怖くないのでしょうか。

「怖いより好奇心の方が強いんです。」

 

そんな松田さんは2003年からリスボンに住み、ポルトガルの大衆音楽ファドを歌いました。

ファドと出会ったのは18歳の時。オシキリさんもファドが好きでその年齢の若さに驚きです。

子供の頃から民謡やクラシックにも触れていたそうで大人っぽい子供だったのですね。

リスボンは、世界中のポルトガル圏の人が住んでいるそうで、様々な音楽を教わったといいます。ポルトガルは最近ツーリストも増え、ファドが世界遺産に登録。情感豊かな街並みが魅力だとか。ただ、ファドだけでは満足できず翌2004年、リスボンから大西洋を渡ってブラジルへ。

 

2005年には、リオ・デ・ジャネイロにて、ポルトガル、ブラジル、カーボ・ヴェルデ をつなぐ大西洋の歌を綴った1stアルバム『アトランティカ』をレコーディングしました。

 

2006年、ブラジル北東部のリズムと物語をちりばめた2ndアルバム『ピタンガ!』をリリース。この作品で作詞作曲家としての才能を見事開花。なんでも、ほとんどその場のノリで作った曲だそうです。2007年には、日本とブラジルの叙情歌を歌う3rdアルバム『アザス』をリリース。

 

2008年は3枚のCDの集大成として、ブラジル移民100周年記念アルバム『ルアール』をリリースしました。その年にはブラジルのレシフェにて記念コンサートも行い、ジョナサン・ノシター監督の新作映画にも出演しているそうです。
 

 

そして2009年はウーゴ・ファトルーソ、ヤヒロトモヒロと、4thアルバム『クレオールの花』をレコーディング。2010年には、リカルド・サンドバルに招かれ、ベネズエラ・ツアーも。

 

2011年は、ウルグアイ、アルゼンチンでウーゴ・ファトルーソ、カルロス・アギーレなどと共演した5thアルバム『コンパス・デル・スル』をリリースしました。

 

 

■12月15日初のCDブック『クレオール・ニッポン──うたの記憶を旅する』を発売!

このCDブックは、松田さんのプロジェクト「にほんのうた」の成果をかたちにしたもので、CDには各地で探し求めた日本の知られざる民謡やブラジル日系移民の歌など14曲を収録しています。徳島県の山村・祖谷、隠れキリシタンが住んだ長崎県の伊王島、太平洋の小笠原諸島父島、あるいは福島県の相馬、福岡県の行橋、さらには多くの日本人移民が暮らすハワイやブラジルなどで地元の人々に歌い継がれていた知られざる名曲たちが松田さんの力でよみがえりました。「クレオール」とは色んなルーツが融合しているという意味でクレオールの世界から見た日本を作品にしたそうです。

松田さんが実際に現地の色々な人にお世話になりながら、それぞれの曲の秘密を知っていったとか。松田美緒自らが書き下ろしたエッセイ14本も収録しています。

 

◆その美しい歌声をスタジオでも披露していただきました♪

 

 

歌っていただいたのは、CDブックにも収録している「木負い節」

この曲はラブソングだそうで、歌詞を聞いたオシキリさんは

「これ、惚れちゃいますね~」
 

 

■そして、12月4日にはその歌声が生で聞ける発売記念コンサートを開催!

「クレオール・ニッポンーうたの記憶を旅する」発売記念コンサート
★2014年12月4日(木)19時00分開演(18時30分開場)
★会場:sonorium(ソノリウム・井の頭線永福町駅から徒歩7分)

★出演:松田美緒(vo)、鶴来正基(p)、渡辺亮(per)+沢田穣治(b)
★料金:前売3500円、当日4000円(全自由席)

 

その他、今後の活動など詳しくはHPで↓

http://www.miomatsuda.com/

ソラトニワステーション情報

この記事が気に入ったらいいね!しよう

マイマイ

WRITER

マイマイ

ソラトニワ銀座

PROFILE

この番組の記事