8月23日の「BABEL RADIO」。志真健太郎&岩原正典の2人でお送りするはずが、志真さんが直前まで収録があったということで、岩原さんが緊張感満点のハラハラ1人でオープニングトーク。ゲストパートには無事間に合いました！

 

ゲスト

TOKYO CITY GIRL特集第6弾は、EPISODE6:「KOENJI 夢の寿命」から山田能龍監督と主演の武田梨奈さんにお越しいただきました。

 

TOKYO CITY GIRLとは……

9月5日から角川シネマ新宿ほかで公開になる、新進気鋭監督6人が注目の若手女優たちとタッグを組み生み出したオムニバスムービー。それぞれが体当たりで描くのは東京の街の雑踏で懸命に生きるごくふつうの女の子。家族の悩みを抱えた少女、ニートを飼う殺し屋、恋人との初体験をついに迎える少女など…少しビターでシニカルなストーリーを瑞々しい映像で紡ぐ。

 

【ストーリー】

 

EPISODE6:「KOENJI　夢の寿命」(女優:武田梨奈×監督:山田能龍)

 

沢山の若者が夢を持ち寄る街-東京-高円寺。 咲が東京にやってきたのは七年前。現在は高円寺でピンサロ嬢をやりながら彼氏と同棲している。彼氏の佑太は自称パチプロだが、正味はパチンコ狂いの無職。佑太と出会ったのは、オーディション会場。人とも「俳優になる」という夢を東京に持ち込んだが、現在の夢は「まともな生活」である。半径300mで完結する毎日。ある日、特にきっかけもなく咲は爆発してしまう。二人が出した答え、二人の未来とは?夢の死亡率を描いた、痛切な物語。

 

高円寺を舞台にした理由は、山田監督が住んでいるから！？

今回のコンセプトとストーリーにマッチしている場所ということは勿論ですが、初監督作品なので肌感覚で理解できている場所を選んだという山田監督。実は、これより前に高円寺を舞台にした作品に携わっていた武田さんでしたが、山田監督との撮影で街のことが一層見えて、興味が湧いてきたのだとか。

 

直前に脚本を貰って、クライン前日に衣装合わせと監督と初対面というスケジュールだったようですが、山田監督は初対面の時に「覚悟している」という空気を感じ取ったのだそうです。役者を目指している主人公と、2日に1回オーディションを受けて、稽古に行ってといった生活を繰り返していた自分の学生時代が重なっていたと話す武田さん「本当に通らなくて、悔しかった……」というパッションを本番にぶつけたのだとか。

 

ここだけの話………

実はTOKYO CITY GIRLの別の作品のオーディションを受けて落ちていたという武田さん。縁がなかったと思っていた所、『KOENJI 夢の寿命』で山田能龍監督から直々にオファーを頂いたそうです。でも、オーディションを受けた作品を見て「私じゃなかった。その作品の中で女優さんが生きていたので」と客観的に自分を判断できる辺りに、女優・武田梨奈の真摯な面が顔を出します。

 

そんな武田さんを指名したという山田監督。「覚悟を決めている人は所作なんかに美しさを感じる。武田さんは画面を通して、そんな覚悟が伝わってくる」と業界の武田梨奈ファン(⁉)を代表してコメント。一緒に仕事をしてみて、改めてその魅力を感じたようです。

 

 

監督が夢中になりすぎて血まみれになったり、ガキの使いの「キスおばちゃん」でおなじみ浅見千代子さんの裸を武田さんが目撃したりというエピソードがあったという現場で作り上げた『KOENJI 夢の寿命』。

 

このままで良いのかなって不安がついて回ると思うけど、東京に出てきた人たちが自分の夢を殺しながら、不安を最後に武田梨奈さんが解消してくれる作品になった。このままでも良いかも知れないとなってくれたら。（山田監督）

 

咲の目線で描いているけど、全員が主人公で色んな人の目線から観れる作品だと思います。痛々しい作品だけど、最後に背中を押せるものになっていると思います。（武田さん）

 

という事。劇場で、ぜひご覧ください。

 

TOKYO CITY GIRL HP：http://tokyo-city-girl.com/

 

おまけ

岩原：演じたい役とかありますか？

武田：片っ端から色んな人を演じたいです！

山田：この人、カッコイイこと言うなぁ。何か来たよ！

 

女優・武田梨奈、監督・山田能龍にこれからも注目！！

 

山田ジャパンHP：http://www.yamadajapan.com/

武田梨奈：オフィシャルブログ：http://ameblo.jp/rina615/

 

 

「BABEL RADIO」  毎週日曜日 12:00～13:30 On Air

http://www.soraxniwa.com/radio/player/ginza

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