【ブログー銀座】水上さん！　教えて下さい、馬の血統！！

９月９日の「銀座競馬倶楽部　村上卓史の馬イイ話」　今回のゲストは競馬評論家　水上学さん。水上さんと言えばご自身で血統表を作成されるほど、血統には詳しい。血統で一体何が分かるんでしょうか？

9月9日の「銀座競馬倶楽部　村上卓史の馬イイ話」

カンニング竹山さんに命名してもらったキングスナップが2戦目となる未勝利戦に出走！その有志を見に札幌まで行っていた村上さん。実は土曜日の出走に踏み切ったことを木曜日に聞いたのだとか……。宿も飛行機も急遽手配しましたが、11番人気で6着。出走奨励金をきちんと稼いでくれました。そのレースで勝ったのは放送作家の先輩の馬！しかも、先日引退を表明した藤田伸二騎手の最後の勝利と記憶に残るレースになったようです。

ゲスト：水上学さん（競馬評論家）

東京競馬場近くの行きつけのお店が似ている！？という事で、ニアミスしていたようですが面と向かっては初めましての2人です。元々はラジオのディレクターだった水上さん。同僚の1人が競馬場内のミニFMで選曲をしていて、そこの構成作家を探しているという話を聞いた所から競馬がお仕事になったそうです。

小学校2年生の時に、たまたまTVをつけてヒカルイマイの勝ったダービーを観たことから競馬が好きになったという水上さん。実は、その年に家にカラーテレビが来て、競馬場や馬、勝負服なんからキレイだと思っていたのだそうです。そこから毎週見るようになって、2年ぐらい後にハイセイコーが登場！と良い時代に競馬を覚えた様子です。

水上さんと言えば血統！これは、水上さんの影響で競馬を好きになったお父様の影響なのだとか。テスコボーイが全盛の頃で、他にはシプリアニやライジングフレームといった馬の仔がよく勝っていたことから、雑誌の重賞勝ち馬の血統を見だして、自分で系図を作ったりする子供だったのだとか。歴史好きだったので、そういった事が苦にならなかったと水上さん。お勉強のできる人は、子供の頃から違うのでしょうか……。

とは言え、血統だけで判断するのではなく、脚の使い方などで血統の特性が出てくるので、それを予想に反映させるということなだそうです。“どういう走りを得意としているか”という適正を見極めるのに役立つのが血統という事ですが、血統をベースに大きな配当を当てやすいのは下級条件だったり、ローカル開催の方がコースにクセがあるので、得手不得手が出やすく、狙いやすいようです。ちなみに最近の水上さんは「夏競馬がもう少し長ければ良いのに」という馬券成績だったようですよ。

今週から始まる秋の中山開催については、この時期は中山では唯一、野芝での開催なので、他の時期の中山の成績よりも野芝適正を意識するとのこと。基本的には、去年のこの時期と同じ傾向と考えても良いと思いますと話してくださいました。