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石原徹也

201311/611/11

【イベント-銀座】気持ちを伝える最高かもしれない手段 『おたより絵封筒展2013』

ダイレクトメール以外の手紙をもらったのはいつだったかなぁ・・・?


こんにちは。編集長石原です。

2000年に入ってから生活の中で大きく変わったことがあります。
それは『インターネット』の登場による、『手紙』の世界ではないでしょうか。
どちらもコミュニケーションをとりたい誰かとの通信手段なんですが、冒頭の疑問文にあるとおり、「ダイレクトメール以外の手紙をもらったのはいつだったかなぁ・・・?」というくらい手紙をもらってない事に気がつきました。(※はがきは除く)
正直言ってビジネス以外で便せんで手紙を書くこと自体無くなってるかも!(※しかも手書きに非ず)


多感な青春時代にインターネットと携帯電話が全くないのを経験できたのは、僕らの世代が最後かなと思いますが、
手紙を書くという行為はとにかく「大変」なもんだったんです。
まず文章を考えて…鉛筆で下書きして…推敲して…ペンで清書して…文字間違えて手紙を破る…。
手紙書いたとしても相手に届くのに時間がかかる…。
だから社会人になって電子メールが出現した時、革命だ!いい時代がやって来た!と思ったものです。

手紙の革命から10年。

あれから約10年。インターネットは当たり前のご時世だから『手紙』の価値がグンと上がるのは当然。
だからと言って何でもかんでも昔のやり方に戻ったらいいとは思いませんね。
むしろ『電子メール』のおかげで、『手紙』づくりにも今まで以上に手間と時間をかけられますからね。

そういえば、娘からほぼ毎日手書きの手紙もらってた…。
早速返事を書こうと思いました。


さて、前置きが長くなりましたが、お仕事で封筒の制作をやっているところの私は、
最近ご近所にできたハグルマ封筒さんのショールーム(表参道)に行ったのでした。
そこで、封筒屋さんならではのイベントを見つけましたのでご紹介します。
それが『おたより~絵封筒展~』。封筒自体に絵を描いてしまう『絵封筒』を集めたイベントだそうです。
絵手紙はよくある手ですが、封筒自体をデザインしてしまうとは!

書き手の『想い』が封筒から飛び出して、手紙を読む前から伝わっております。

もったいなくて開けられないなぁ…。

なかなか面白そうなイベントです。是非!

【イベント概要】

封筒に切手を貼って絵を描いて送る『絵封筒』。

切手からイメージをふくらませるのもよし、切手の続きを描くのもよし、切手とはまったく関連のない絵を描くのもよし、そんな『絵封筒』は誰にでも楽しめるモノづくり。

作家、イラストレーター、デザイナー、おとうさん、おかあさん、郵便局長、先生、小学生、幼稚園児など、プロアマ問わず、いろんな人たちから届いたゆかいな『絵封筒』を西宮(galerie6c)、銀座(月光荘こんぱる中室)、心斎橋(Carta Bianca)の3つのギャラリーで展示します。

この展示会を通じて「おたよりを送ってみよ」と思ってくれればうれしいです。

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石原徹也

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石原徹也

ソラトニワ.comの初代編集長

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