ゲスト：久保修 さん（切り絵画家）

久保修さんは、切り絵画家として雑誌『あまから手帳』の表紙絵や、年賀はがきの絵を手がけるなど、スゴいお方なんです。
その他にも缶ビールのデザインや広告など、きっと皆さんも知らず知らずのうちに久保さんの作品に触れているはず。

大学の建築科在学中に切り絵の世界にのめり込んで行ったという久保さんですが…
「両親は嘆き悲しみましたね。母親には、紙（カミ）なんて切っても食べて行けないんだか
ら、どうせなら人様の髪（カミ）を切ったらどうだ言われて…」
確かに切り絵で生計を立てるなんて普通では考えられませんからね。

そんな久保さんの作品のテーマは、古き良き日本を描く【ジャポニスム】だそうで、日本にこだわるようになったきっかけは、阪神淡路大震災だったとか。
「自然災害に目を向けるようになって、４７都道府県を巡る中、日本の四季折々の風景や旬の食材を残していきたいという気持ちが強くなって…」

震災ですべてが一瞬で無に帰す光景を目の当たりにしたことで、自分のなすべき事がより明確になったのかも知れませんね。

今や海外でも度々ワークショップを開催し、「日本」と「切り絵」の魅力を世界に発信し続けている久保さんは、
「“ORIGAMI”（折り紙）と同じように“ＫＩＲＩＥ”（切り絵）」が世界の共通語になれば」と熱い思いを語って頂きました。

ご興味のある方は、まずはこちら！『切り絵で描く二十四節気 旬の食材―久保修画集』
http://www.amazon.co.jp/切り絵で描く二十四節気-旬の食材―久保修画集-久保-修/dp/4904188365

展覧会などの情報は、ぜひ久保さんのFacebookをチェックしてみて下さい。
https://www.facebook.com/Shu-Kubo-久保修-249868723870/timeline/

 

 

『小高千枝のイイ女の過ごし方』

毎週木曜日17:00～18:30 On Air

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