【ブログ-銀座】ゲストのケイくん！？

『小高千枝のイイ女の過ごし方』公益財団法人　日本補助犬協会　代表理事の朴善子さんと、介助犬のケイくんをお招きしました。ケイくんの可愛らしさに癒されると同時に、補助犬について学びました。

カウンセリングを受けるという習慣をもっと広めるために奮闘している小高さんがお送りした『小高千枝のイイ女の過ごし方』

とある懇親会に顔を出してきたそうです。

今回のゲストは、公益財団法人　日本補助犬協会　代表理事の朴善子さん。そして、介助犬のケイくんもスタジオに来てくれました～！

補助犬とは、盲導犬・介助犬・聴導犬のことを言います。日本補助犬協会は、補助犬になるための訓練、補助犬としての認定を行っています。朴さんは、この盲導犬・介助犬・聴導犬全ての訓練士および指導員免許を持つ、国内で唯一の存在。補助犬の訓練を受ける予定の生後2か月～1才までの子犬を育てる“パピーファミリー”を高校生の時に経験したことが、この活動を始めるきっかけだったそうです。日本では初めは盲導犬しか認めておらず、13年前ほどに介助犬・聴導犬が認められようになったのだとか。

実際にケイくんのお仕事を拝見！

スタジオで眠っていたケイくんですが、朴さんが呼びかけるとすぐに起きました。犬は睡眠が浅いのだとか。そして、鍵を落とすと拾い、必ず膝の上に置きにくるそうです。そこでしっかり撫でて褒めてあげるのだとか。尻尾をぶんぶん振って喜ぶケイくんでした。

ちなみに聴導犬は、“何？”を表す動作である指を振ると、音源の所と行ったり来たりして、視覚的に訴えかけるそうです。そのため、盲導犬・介助犬・聴導犬の訓練は全く違うのだとか。体の大きさが求められることが多い盲導犬・介助犬の9割は大型犬が占めるそうです。それでも補助犬にとって大切なのは“順応性”だと朴さん。車や電車、お店などあらゆる外の世界に触れることになるので、どんな場所でも自分らしくいられることが必要だそうです。実際、ケイくんも初めてきたスタジオでもリラックス状態でした。

そんな補助犬の訓練・認定を行う日本補助犬協会では「パピーファミリー」「引退犬ファミリー」「コースチェンジ犬ファミリー」という形でご協力を募っています。成長の礎であったり、別れが付き添うものなので、大変重要なご協力であり、お問い合わせいただけると大変ありがたいと朴さん。

また、日本補助犬協会は補助犬に触れられる「第4回オープンデー（一般見学会）」を4月26日（日）に横浜市で開催されます。訓練の様子や、補助の実演などを見られる他、補助犬に関するクイズを行ったりするそうです。補助犬について知ってみたい・触れてみたいという方はぜひご応募ください。

やってはいけない実は不快なしぐさ

「いつも同じ人に相談をする」という朴さん。依存ではなく八方美人を目指そうと小高さん。悩みを受ける人のタイミングも計り、相談する人を増やし、互いに程よい距離を保てるようにリスク分散しましょうとのこと。

補助犬などを街中で見かけても仕事の邪魔をしてはいけない気がして、話しかけたり触ったりしたい気持ちを抑えていると小高さん。確かに途中で話しかけられたりすると犬の気が散ってしまうことがあり、そういう気持ちはとてもありがたいと朴さん。しかし、飼い主の表情を見て、困っていそうにしているなど素振りや様子で判断して、話しかけていいのか判断してほしいとのこと。

盲導犬のことは知っているが、補助犬には介助犬・聴導犬も含まれていて、百貨店などに入れることが認められていることを知っている人は8%ほどなのだとか。そこで朴さんは、海外からも補助犬が多く訪れることになる東京オリンピック・パラリンピックまでにもっと普及したいとのこと。その1つが“補助犬ガイド士”。補助犬のことを熟知し、空港や銀行などに配置される人のこと。松屋銀座には既にいるのだとか。店舗経営者や公の場で働く方に免許を取得してほしいと朴さん。6月10日（水）に丸の内カンファレンススクエアで免許を取得できる講座が開かれるそうです。代金は35,000円、講座は1日で終了し、更新もいらないのだとか。小高さんは受けに行く気満々でした。

パピーファミリーなどにご協力いただけるなら、お近くの補助犬を育成する協会に申し込むのが一番だと言う朴さんが代表理事を務める日本補助犬協会については→http://www.hojyoken.or.jp/