- WRITER /
- きくりん(菊永 喬)
- CATEGORY /
- アニメ・ゲーム
20153/17
日本のメディア芸術データベースでアニメ、マンガ、ゲーム、メディアアートの歴史が何でも分かる
文化庁のメディア芸術デジタルアーカイブ事業が日本のマンガ,アニメーション,ゲーム,メディアアートの作品情報や所蔵情報をデータベースとしてまとめ「メディア芸術データベース(開発版)」という名称で広く公開しました。今後も随時更新・追加を行う予定との事です。
アニメ、マンガ、ゲーム、メディアアートのデータベースが完成
文化庁が2015年3月17日(火)、日本で制作されたアニメやマンガやゲーム、芸術作品などの作品情報を網羅する「メディア芸術データベース(開発版)」を公開した。
日本のマンガ、アニメ、ゲーム、メディアアートの作品情報と所蔵情報の収集をするとともに、調べたい時に調べ、検索して、引用する事で日本の財産として、今後も利用する事ができるようにする事を目指し図書館、美術館、博物館、研究者、著作者、企業、業界団体などが協力し、作品情報やイベント情報などを電子化して、データベースとして整備した。
マンガのデータベース
明治初期から2015年1月までに発刊されたマンガ単行本の情報、約25万冊分
明治初期から2014年12月までに発行されたマンガ雑誌、約8万冊分
作品名から単行本の書誌情報・掲載雑誌情報・関連本の情報や雑誌の創刊年,目次情報なども閲覧することができるが、目次が閲覧できるのは一部雑誌のみ。
アニメのデータベース
1917年から2014年9月までに発表されたアニメーション作品がTV放送、TVスペシャル放送、劇場版、OVA(オリジナルビデオアニメ)、イベント、個人制作アニメ、その他不明などのジャンルに分かれて登録。
合計約9000タイトルがまとまっている。
ゲームのデータベース
・1983年から昨年9月までに発売された家庭用ビデオゲーム機向け作品
・1972年から2013年までに発表されたゲームセンターなどのアーケード向け作品
・初期のパソコン、PC-8801対応ソフト
合計で約3万5000タイトルが収録
小さい頃に遊んだけどタイトルを覚えてないなーと困っても、ゲームタイトルを発売年代順に一覧で表示する機能があるので、そこから年代を指定して探していくことが可能。
まるでカラオケの「あの頃」検索のような機能で嬉しい配慮と言えるだろう。
みんなが気になるであろう登録されている家庭用ゲーム機だが、以下のラインナップとなっている。
任天堂
「ファミリーコンピュータ」「スーパーファミコン」「ゲームボーイ」「ゲームボーイアドバンス」「ゲームキューブ」「ニンテンドー DS」「ニンテンドー 3DS」「Wii」
SCE
「プレイステーション」「プレイステーション 2」「プレイステーション 3」「プレイステーション・ポータタブル」
SNK
「ネオジオ」「ネオジオポケット」
セガ・エンタープライゼス(現・セガゲームス)
「メガドライブ」「ゲームギア」「セガサターン」「ドリームキャスト」
NECホームエレクトロニクス
「PC エンジン」「PC-FX」
松下電器(Panasonic)
「3DO REAL」
Microsoft
「Xbox」「Xbox360」
ここに入っていないヴァーチャルボーイやネオジオCD、メガドライブ2、ディスクシステム、ニンテンドー64、64DDについては今後に期待する事にしましょう。
懐かしいなぁ、巨人のドシンとか。。。
メディアアートのデータベース
1951年から2014年に開催されたメディアアート関連の展覧会・イベントの情報1万件
検索をすると、代表的な26のイベント、展覧会が並んでいます。その中の1つをクリックすると,そのイベントに出展された作品や作家、展覧会に関連したサブイベント、展覧会に協賛した企業、雑誌等への掲載情報などが表示される。
好きな人はずっと見てても飽きないんじゃないだろうか。
今後、ここをベースに新しいアイデアの素にして新しい面白いアニメやゲーム、マンガ、メディアアートが生まれる事を期待します。
サイト公開 平成 27 年 3 月 17 日 ( 火 )
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