201412/4
【ブログ-銀座】杉玉で地域再生!
ボジョレーヌーボーもいいけど、日本人としては美味しい新酒を飲んで、杉玉を飾る文化も大切にしたいですね。
「小高千枝のイイ女の過ごし方」
本日はイイ男の登場です。
杉玉製作と販売の「高林(TAKABAYASHI)」から営業本部長の熊崎惣太さん
をお招きしました。
杉玉は小高さんにとって「酒蔵にあるイメージ」。
「酒林」とも書くのですが、その始まりは江戸時代。
新酒ができた合図のために酒蔵の軒先に吊るしたのだそうです。
もっと遡ると、お酒の神様が祭られている御守り代わりに杉葉を吊るしていたのが丸い形に変わっていったとか。
小高さんは「可愛くて癒されるしかっこいい!!」とその見た目を絶賛!
自然のものに手を加えたものだからこそ魅力が出るのですね。
自然と色が変わっていくので生きている・・・という感覚も味わえます。
東京の居酒屋などで見かける杉玉が茶色いのは前に作ったものをずっと吊るしているから。
作りたてのは緑色で香りもいいそうです。
杉玉は新酒を搾る11月終わり頃に新しくつくった杉玉を吊るすようになり、
それが新酒ができたことを知らせる役割となって伝えられてきました。
また、一年間美味しいお酒ができますようにとの願掛けの意味もあるそうなんです。
最近は、アパレルのお店や一般のマンションなどの壁にも、お洒落なインテリアとして使われていますね!
さてここで、小高さんの著書『やってはいけない実は不快なしぐさ』を使って、熊崎さんのしぐさをチェック!熊崎さんのクセは「電話に出るときに声を変えない」。
それは他人からどう思われるかよりも「自分はこう」と思う意識が強い証拠。バランスを取ることも心掛けたら、杉玉の発信力も上がるのでは、とのアドバイスでした。
そして、今回スペシャルゲストが!
スポーツライターのAKI猪瀬さんが杉玉応援団として登場です!
メジャーリーグの実況で有名なAKIさん。なんでも40歳を超えてから日本酒を飲むようになったとか。アメリカを行き来するごとに日本文化を勉強したくなっていったといいます。そして出会った杉玉。今は酒蔵だけでなく街の中で杉玉に触れる環境を増やしたい!と応援団を買って出ました。
AKIさんは小さなお子さんがいる家庭では小さな杉玉を作ってもらい、色が変わるのを見ながら月日の流れを成長とともに味わうのもいい・・・と語ります。
AKIさんのように杉玉を応援してくれる人がいることが心強い!と熊崎さん。
実物に触れ、匂いを嗅いだ人の反応を見ると、原動力になるといいます。
10月1日は日本酒界のお正月。
ボジョレーヌーボーもいいけど、日本人としては美味しい新酒を飲んで杉玉を飾る文化も見直したいですね。
林業がどんどん衰退している今、木をどれだけ資源として活用できるかが地域再生に繋がっているそうです。未来の地域のあり方にも繋げて行きたいと夢を語ってくれました。
杉玉は高林のHPでチェック!
http://sugidama-takabayashi.jimdo.com/
ソラトニワステーション情報
- 番組名:小高千枝のイイ女の過ごし方
- 放送時間:毎週木曜日
- パーソナリティ:小高千枝
- 番組紹介文:心理カウンセラー小高千枝がゲストをお招きし、いい女が考えるいい女を分析。プライベートから社会問題まで、等身大の女性ならではの「いい女」の生き方を紐解きます。
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