201411/21
【ブログ-銀座】四次元×BABEL!藤井道人監督の映画創り!
「オー!ファーザー!」などの監督、藤井道人さん登場で、ニューヨークで監督の勉強もしていた山崎晴太郎さんと熱い映画談議!
人生で一番渋い声が出ているという山崎晴太郎と、その声よりもナチュラルに渋い声が出ている宮川智志がお送りした『銀座四次元ポケット』
山崎さんは、ただ風邪が長引いているだけのようです。
今回はゲストをお招きしました。
映画監督、藤井道人さん。
伊坂幸太郎さん原作の映画「オー!ファーザー!」や、島田荘司さん原作の映画「幻肢」などを手掛ける注目の若手監督です。
映像作家の志真健太郎さんと共に「BABEL LABEL」を設立されています。
初めは脚本家になりたかったそうですが、全然おもしろい脚本が書けないと思い、「撮ってみないとわからない」という考えから、撮ってみたら楽しくて監督の道へ。
撮影現場という“場”が好きになったそうです。
そもそも脚本家を目指すきっかけとなった映画は「エターナルサンシャイン」
こんな脚本を書いてみたい!と思ったのだとか。
他に影響を受けた監督は、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
「わかるわ~」と山崎さん。
山崎さんもニューヨークで監督の勉強をしていたこともあり、「クリス・カニンガムもいいよね!!」などと藤井さんと大盛り上がり!
山崎さんの名前「晴太郎」が、映画監督の鈴木清順さんからとられているということも判明しました。
藤井さんは「オー!ファーザー!」のようなメジャーの作品を撮りながら、インディーの作品も撮り続けていますが、そこの間には大きな違いがあるそうです。
メジャーは、失敗できないなど様々なことが絡んでいる中で、最高の作品を。
インディーは、自分でお金を出すので、やりたいことにチャレンジできるとのこと。
今まで観たことがないような映画を撮りたいという想いで、インディー作品を撮っているのだとか。
特徴的なのは、長回し。
現在撮影中の「無辜の血」では、26分もの長回しがあるそうです。
映画「無辜の血」予告編
そんな藤井さんが作品創りで一番意識しているのは“ヒューマン”
人との関わりを表したいとのこと。
エンドロールの暗転で、「やられた」と思わせる映画が好きだそうで、フェードアウトなどはさせないそうです。
チャレンジしたいことが尽きないのは、「BABEL LABEL」のディレクター同士で、週一回集まって話し合いをしているからだとか。
これも“場”だと藤井さん。
映画好きだったり、リスペクトする人がいたり、などの理由で自然と集まってきているのだとか。
そんな“場”では、年齢関係なく映画に関する熱い談義が行われているそうです。
その「BABEL LABEL」は、ソラトニワ銀座の日曜12時からの番組「BABEL RADIO」を担当。
藤井さんも頻繁に出演されています。
「BABEL RADIO」→http://www.soraxniwa.com/tickets/d76214b7
山崎さんもファンになったディレクターズカンパニー「BABEL LABEL」→http://babel-pro.com
藤井道人さんTwitter→@mickBABEL
この記事が気に入ったらいいね!しよう
