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20155/11
【ブログ-原宿】今日のゲストは・・・#8「原宿Kyogen Lounge」
今回の原宿Kyogen Loungeのゲストは・・・?
本日の「原宿 Kyogen Lounge」はゲストに
津軽三味線全国チャンピオン久保田祐司さん、
江戸小紋の染物職人の広瀬雄一さんをお迎えしてお届けしました。
まずは、今回で3度目の出演となる久保田さんから…
実は津軽三味線は鎮魂の意味や世の中が良くなるようにといった意味などもあるそうです。
復興支援の為に東北へ行かれる事がある2人。
大倉さんは3.11の直前、9日まで東北の学校で狂言の指導へ出張されていました。
何ヶ月も掛かった末、教え子は全員無事と確認できたそうです。
「物資は欲に変わるけれど、芸は心を豊かにする」
再び訪れた三陸の地で教員の先生の仰った言葉が深く心に刻まれていらっしゃいました。
そんな想いを津軽三味線で生演奏していただく事に…
「津軽世去れ節」
何を言わなくても伝わる想いを表現できる、それが津軽三味線だと久保田さんは語って下さいました。
そして、後半からは広瀬さんがご登場。
大倉さんとは小学校から…
久保田さんとは高校からの友人同士という事です。
なんと、広瀬さんはウィンドサーフィンの大ベテランでシドニーオリンピックの候補者の1人でもあったそうです。
ヨット競技にウィンドサーフィンという枠があり
セーリングしながらのタイムレース…それがウィンドサーフィン…
コースを何日かかけてUターンしてくる競技という事で忍耐も戦略も必要な奥深いスポーツです。
そして、話題は2人の小学校の卒業文集へ…
大倉さんが持参された文集を読み上げました。
広瀬さんの文集
「2つの夢」
ウィンドサーフィンのプロになる事。
やっていて楽しいことが何より1番の幸せだから…
自然に勝つということや頭を使って勝つ事が楽しい。
サッカーのプロになる事。
個人プレー では味わえない団体プレーの楽しさ
友達が考えた事や相手の気持ちをキチンと考えられる様になる!
そんな内容でしたが…小学生が書いたとは思えない内容の文章でご本人も感心していました 笑
そして現在は江戸小紋の4代目 染物職人として伝統工芸を継いでいらっしゃいます。
職人になるのなら大学を卒業したら、そのまま就かなければ、次のタイミングはないという中で
サーフィンと染物職人とで迷いがあった学生時代も過ごされたようです。
今では歴史や背景があるので大事にする素晴らしい伝統工芸、江戸小紋の染物の話をしている時の広瀬さんの目はキラキラしていらっしゃいました。
さて、本日の
【明日から使える狂言語】コーナーは
襖を開ける時の擬音…
「さらさらさらさらさらさ」
「さらさらさらさらさらさパッタリ」←閉める時
使う事あるかなぁ~ 笑
そして最後に広瀬さんからメッセージが…
日本のモノづくりが注目されている現在、
2020年のオリンピックをゴールとせず
そこから新たに繋いでいく事の重要性を感じながら良い作品を創ってきます。
その紡いでいく糸の1本になれる事に感謝しながら…
それでは!また来週もお楽しみに~
ソラトニワステーション情報
- 番組名:原宿 Kyogen Lounge
- 放送時間:毎週月曜日
- パーソナリティ:大藏基誠
- 番組紹介文:室町時代から続く伝統芸能「狂言」と、新しいものが次々に生まれる原宿がマッシュアップ!毎週いろんなジャンルのゲストをお迎えして、お送りしていきます。 放送を聞き終える頃にはあなたも狂言マニア!?
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