日本日和:江戸情緒あふれる水辺を、お座敷船クルーズで行く!「がれおん」
既に1300万人以上の人が訪れる日本の観光名所、東京スカイツリー。その袂に、江戸から通ずる歴史を感じさせてくれるイベントがあるのはご存知だろうか?東京スカイツリーソラマチひろば口のすぐ傍にある、おしなり公園船着場から運航しているのが「下町探検クルーズ がれおん」である。
既に1300万人以上の人が訪れる日本の観光名所、東京スカイツリー。その袂に、江戸から通ずる歴史を感じさせてくれるイベントがあるのはご存知だろうか?東京スカイツリーソラマチひろば口のすぐ傍にある、おしなり公園船着場から運航しているのが「下町探検クルーズ がれおん」である。
ゆったりとお座敷船にゆられながら、町並みを拝見できることで、東京の魅力と歴史を再発見させてくれるのが好評を呼んでいるクルーズだ。運転手もこなす、代表の内山信治さんのご好意で、約1時間で気軽に楽しめることで人気のクルーズ「旧中川のんびり遊覧クルーズ」に参加させていただいた。がれおんの船はお座敷船なので、雨や日差し、そして寒い日なども安心。暖かくなるこれからの季節は、タイミングによりお花見なども楽しむこともできる。
当日は、あいにくの雨。肌寒い気候を考慮して、熱いお茶と和菓子をさっと出してくれる心遣いがうれしい。これもコンパクトな規模のイベントの良さ。船内には、横浜と東京からこられた女性お2人と一緒の小旅行となった。
船は、東京スカイツリーの真下から出発。かすかに聴こえるエンジン音が、今、船上にいることを思い出させてくれる。このコースは、東京スカイツリー開業に伴い、「おしなり公園」周辺をキレイに整備された船着場が2013年春にできたことから生まれた比較的新しい観光コース。
私たちは、江戸時代に作られた下町の水路・北十間川を抜けて、旧中川へ向かった。水と風に触れながら、あるいはスカイツリーを眺めながら、散歩をしたり、腰掛けて一息入れられるようになった北十間川沿いだが、奥へ進むにつれて、まだまだ開発途中の場所がある。その先には、まだまだ残されている自然も楽しむことができた。野鳥たちにも出会いながら、のんびり進んでいく。
旧中側の折り返し地点へつくと、水面に東京スカイツリーが映る「逆さツリー」を堪能することができる。ここは、絶好の撮影ポイントとして好評とのことだ。
※写真はモデルの承諾を得て撮影しています。
帰りは、折り返して同じコースを進む。左手の横十間川付近では、浮世絵や昭和当時の写真を使っての下町の今昔物語を内山さんから聞くこともできるのも楽しみのひとつ。また帰路では、逆さツリーを眺めながら、残された自然を楽しむことができる。
2015年3月21日(土)からは、ナイトクルージングもスタートする予定のがれおん。「絶景ポイントで、水辺に浮かび上がるライトアップされたスカイツリーが楽しめるので、とてもオススメです」と内山さんも太鼓判を押す。
なお、もう1つの人気コースとして、東京のパナマ運河と言われる「扇橋閘門」を中心に巡る「下町のパナマ運河体験クルーズ」もある。
のんびりと水辺から下町の風景を楽しみながら、江戸から近代までの歴史に想いを巡らせることができるユニークなクルーズ体験。一度、体験されてみてはいかが?
「下町探検クルーズ がれおん」の内山さん
ご紹介コース
旧中川のんびり遊覧クルーズ
場所: おしなり公園船着場
(スカイツリー1階「ソラマチひろば口」より徒歩1分)
日時: 11:00発/14:20発(所要時間50分間)
※2015年6月~8月は、11:20発/12:40発/16:00発
料金: おとな2,100円/小学生2,100円(税込)
※乳幼児無料(1名まで)
コース:おしなり公園船着場⇔北十間川⇔旧中川⇔ふれあい橋
下町探検クルーズ がれおん
お問い合わせ:03-5858-6877
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