20156/15
「花もアート!!」旅する花屋 ハヤシラボ
みなさん「旅する花屋ハヤシラボ」って、聞いた事ありますか?福島県福島市のアトリエを拠点に、お花や様々な植物と共に活動をするフラワースタイリスト、それが「旅する花屋ハヤシラボ」です。
ソラトニワに記事提供をしているアートメディアのMediart。
今回は日本中で活躍するフラワーアーティストの穴澤 史雄さんのインタビュー記事です。
みなさん「旅する花屋ハヤシラボ」って、聞いた事ありますか?
福島県福島市のアトリエを拠点に、お花や様々な植物と共に活動をするフラワースタイリスト
それが「旅する花屋ハヤシラボ」です。
きっかけは数ケ月前に友達の花屋さんから「この作品すごいですよ!」と教えてくれたのが「旅する花屋ハヤシラボ」と「植物憑現家 史緒」のFacebookページだった。
私は写真を見てすぐに「いいね!」を押した。その後、作者の穴澤史雄さんに連絡を取り、代々木公園のイベントでお会いさせていただき、作品を紹介させていただける事となった。コメントとともに楽しんでいただきたい。
例えるなら武者修行
JP(以下――)何故各地を巡りお花を販売されているのですか?
穴澤:ハヤシラボは、より多くの人に植物に興味を持ってもらう為に活動をしているので、より多くの人に花を見て貰う為に、各地を巡り、お花を売っています。出店をする土地や、イベント等によって客層も違うので、その都度需要も変わります。ハヤシラボの花を知らない人たちにいかに興味を持ってもらい、花で応え満足して貰うか、そこに遣り甲斐があります。武者修行の様なものでもあります。
内面探究の為に植物を使って表現する
――植物憑現家 史緒という名前で活動もされていますよね?
穴澤:旅する花屋ハヤシラボとして活動する穴澤史雄の個人表現の際の名義です。植物に憑りつかれる様に、自己の内面を具現化する為に植物を素材としてオブジェやインスタレーション作品を製作をしています。自己の内面探究の為に植物を使っていると言えます。
▼こちらが植物憑現家 史緒の作品
花の魅力をどうやって伝えるか?
――作品をつくる上で大切にしてることはありますか?
穴澤:植物憑現家 史緒は自己の内面探求の場であるとするなら、ハヤシラボでの活動は外に向かって花の魅力を発信をするためにあります。ハヤシラボにおいては、いかに多くの人に花や植物に興味を持ってもらうか、いかに花の敷居を下げるか、いかに花の価値を上げるかをめざし活動しています。
お花に興味の無かった方にも目を向けてもらえる様、あまり多くは出回らない珍しい色や形のお花も仕入れる事にしていますが、もちろんそれだけではなく、身近なお花や植物であっても「こんな見せ方があったのか」とか「こんな特徴があったのか」と、植物の新たな魅力に気付いて貰えたら良いなと思っています。
その為に自分も常にお花の見せ方を変えていくようにしています。お客様から見たハヤシラボらしさ、というものがあるのであればそれを壊していけたらと思っています。
最後にハヤシラボは7月の4日、5日と代々木公園で開催されるイベントearth garden ”夏” 2015 に出店されるそうです。音楽、食も楽しめるイベントなのでお近くの方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
Artist
穴澤 史雄(Fumio Anazawa)
福島県福島市のアトリエを拠点に、お花や様々な植物と共に活動をするフラワースタイリスト。
各地を巡りお花の販売をする旅する花屋。出張での花教室ハナゼミ、結婚式等パーティ会場やライブ会場。店舗スペースの装飾。お花を使ったアクセサリー制作など、多岐に渡り活動。
旅する花屋ハヤシラボ
Interviewer
植田 淳平(通称JP)
MediArt管理人
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