カウンターカルチャーのアーティスト4人による「4NOW」

リッチ・ジェイコブス、ティム・カー、花井祐介、ハイダッチ。パンク、スケートボード、サーフィン等、カウンターカルチャーの中で作品を作り続けてきた4人の作品の現在”for now”が一同に展示されるイベントが、「4NOW」というタイトルで、2015年4月10日（金）～ 4月26日（日）、東京・原宿のトーキョーカルチャート by ビームスにて開催される。

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注目のアーティスト4人による現在＝「4NOW」

西海岸ストリートアートの巨匠、リッチ・ジェイコブス。1980年代ハードコアバンドのパイオニアBig Boysのギタリストでもあり
アーティスト、ティム・カー。日本を代表する若手イラストレーター花井祐介。毛糸と樹脂を使った立体感ある作品を作るアーティスト、ハイダッチ。パンク、スケートボード、サーフィン等、カウンターカルチャーの中で作品を作り続けてきた4人の作品の現在”for now”が一同に展示されるイベントが、「4NOW」というタイトルで、2015年4月10日（金）～ 4月26日（日）、東京・原宿のトーキョーカルチャート by ビームスにて開催される。

TIM KERR（ティム・カー）
彼が初めてアートの賞を受賞したのは小学校の頃、防火ポスターのコンクールだった。高校卒業後オースティンに移住、そこでテキサス大学に進み、絵画と写真の技術を習得。在学中にフォード財団の奨学金を受け、また同時期にカーヴィルフォーク祭のソングライターコンテストで2年連続優勝する。大学卒業後は初期のDIYパンク/ハードコア/自己表現運動の舞台でミュージシャンとしても活躍、いくつものバンドを創立しキーメンバーとして著名なレーベルでレコーディングを行い、またプロデューサーや制作側としても国内・海外問わず活躍する。彼が在籍した多くのバンドは現在でもアメリカのインディーズシーンに影響を残し、その頃の彼のアート作品も、作品集等で現在も見ることができる。近年は国内外問わず多くのギャラリーから展示のオファーを受け、また多数の壁画アートにも携わる。1996年にテキサス音楽ホールの殿堂入りを果たし、同じ頃オースティンにある歴史図書館にそれまで個人所有していたアーカイブを多く寄贈する。また彼はアーティスト人生初期のころから一つの枠組みに縛られずに、多くの絵画作品を制作し、また近年写真も再び始めた。“私はまだ死んでいない、過去を誇りに思いながら今でも精力的に動いている。まだ見ぬ最高の物があると信じて。”（ティム・カー）
www.timkerr.net/home.htm

RICH JACOBS（リッチ・ジェイコブス）
オークランド(カリフォルニア)を拠点に活動するアーティスト。国際的に名を知られ、作品はアルバムのカバージャケット、スケートデッキ、ギャラリーなど世界各地で見ることができる。前向きなエネルギーとインスピレーションが制作の重要なカギとなり、日常や出会った人々から彼が感じた個人的な解釈をもとに作品は生み出される。表現手段を一つの領域に限定せずストリートアート、ペン画、水彩、油絵、壁画など作品は多岐に渡る。10年以上前から”MOVE”という名のグループショーのキュレーターとしても活躍し、多くのアーティストを世に送り出してきた。現在ではそのほとんどが有名となったBarry McGee、Chris Johanson、Margaret Kilgallen、Thomas Campbellなど。MOVE展はロサンジェルス、ニューヨーク、ストックホルム、そして東京でこれまで開催されている。　

Yusuke Hanai（花井祐介）
2005年よりカリフォルニア,LagunaBeachのTheSurfGalleryにて作品の展示を開始。翌年よりThe Surf Gallery主催のArt Show"The　Happening"に参加し、New York、Sydney、Tokyo、London、Parisで作品を発表。GravisやBEAMS等へのアートワークの提供など国内外問わず活動の幅を広げている。
hanaiyusuke.com　

hi-dutch（ハイダッチ）
独自の視覚表現を求め、平面、映像、立体など様々な表現に対し、色々な立場で製作に関わる活動を続けている。パーソナルな作品としては近年、サーフボードリペアの技術と視覚表現を合わせた、木材、毛糸、FRP樹脂を使った作品を精力的に発表を続ける。
www.hi-dutch.jp

なお、この「4NOW」は今後、サンフランシスコのギャラリー「Needles and Pen」でも巡回される予定。

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